おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
昨日(2月18日)は、さいたま市の埼玉トヨペットで主任クラス47人(男性45人、女性2人)を対象とした「中堅社員研修」を行ってきました。
埼玉トヨペットでは、1年間に200人以上の主任クラスが私の勇気づけを含む研修を受けたことになります。
ありがとうございました。
さて、これからが本題です。
株式会社 チームフローの代表取締役の平本あきおさん から出版社のKKロングセラーズを通じて贈呈していただいたのがこの『勝手にモチベーション』です。
平本さんは、東京大の大学院で臨床心理学の修士課程を修了し、その後、シカゴ・アドラー心理学大学院に留学して、さらに修士号を取得。
2001年に日本に帰ってからしばらくヒューマン・ギルドでコーチング室長(非常勤)として活躍していた人です。
その後は独立し、コーチングの世界で大ブレークし、柔道の金メダリスト(石井選手)、早稲田大学のラグビー部監督時代の中竹竜二氏などの専属コーチとしても成果を挙げました。
さて、『勝手にモチベーション』を読んでみると、「これはモチベーション詩」だと思いました。
実に読みやすい。札幌駅から新千歳空港行きの電車の中でほとんど読めてしまいました。
『勝手にモチベーション』のネーミングの根拠が面白い。
エピローグにこんなことが書かれていました。
よく、「やる気を出せ!」とか「モチベーションを上げろ!」と言いますが、それ自体ナンセンス。
「やる気」や「モチベーション」は誰にも元々あって、どんなに頑張っても取り除くことができない。
(略)
じゃあ、どうして「やる気が出ない」と思い込んでしまうのか?
それは、
「やる気が出ないことを、一生懸命やり続けている」から。
「やる気が起きない方法で、がんばっている」から。
なんとしてでも、あの手この手で、
やる気が出ないよう、全力を尽くしているから!」
やる気を出すには、モチベーションを上げるには、
今、頑張っていることをやめればいいんです。
本文もこの調子で、ハッと思わせることが一杯。勝手にモチベーションの障害要因が道を開けてくれる本です。
90分の「やる気のしくみがわかる」特別セミナーのDVDも付いて1,500円+税の、おトク感のある本です。
ところで、平本さんに本の贈呈のお礼のメールを送ったら、「岩井さん、久しぶりに一杯やりませんか?」という返信が来ました。
3月29日の夕方に株式会社 チームフローのオフィスを訪ね、その後、久しぶりに平本さんと懇談を図る予定です。
楽しみです。いろいろ学んでこようっと。
<お目休めコーナー> 富嶽三十六景②(すみだトリフォニーホールにて)
