おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
一昨日(2月13日)は、新千歳空港の天候不順により19:50発の飛行機が50分ほど出発が遅れ、家に着いたのは23:20になってしまいました。
そのため昨日は、会社に10時ごろゆったりと出勤しました。
午後は、東京都中野区立谷戸(やと)小学校の道徳公開授業の後の講演(1時間ほど)を引き受けました。
テーマは
親と子どものよい人間関係づくり
~いかに勇気づけるか~
保護者と教員がほぼ半々の50人ほどが対象でした。
谷戸小学校の棚田校長は、校長が我が息子が通っていた小学校の教頭を務めていた頃からのご縁で、以来何度も講師としてお声をかけていただいています。
棚田校長は、リーダーシップのある方で、児童のライフスキルを高め、全校で体力づくり(6年生は全員が100メーター以上泳げる)、魚に直に触れる食育指導などに取り組み、そのことは東京都教育委員会推薦の「学級の話題」(下の写真)でも紹介されています。
教頭時代の棚田先生のことは、『勇気づけのリーダーシップ心理学』であるエピソード(「オレたちの卒業式」)を紹介しています。
講演の細かい内容はさておき、1年生から6年生まで各学年2クラス、計12クラスの授業を参観してきて面白いことに気づき、講演でもそのことを話題にしました。
1.低学年の児童ほど手がしっかり挙がっているのに、高学年になるほど手がしっかり挙がらなくなっていること
2.高学年になればなるほど、児童は周囲を気にしながら手を挙げていること
3.低学年の児童が大きな声で発言するのに、高学年になるほど児童は声が小さくなっていること
私はこのことを「自己受容感」「自己肯定感」と関連づけて話しました。
学校の現場を訪問すると、このような観察ができて楽しいです。
会社に帰ったら、杉並区の小学校からも講演依頼が入っていました。
今年は、行けるところならどしどし講演を引き受けよう。自分で行けないところは、仲間を派遣しよう。