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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(7月15日)は、大阪で某アルミ・メーカーの新任管理者研修(2日間コース)の1日目を担当し、18:07新大阪発の新幹線のぞみ号で東京に帰ってきました。

研修をしていたのは、大阪駅の近くでしたが、大阪の緑の少なさには違和感を覚えました。

タイトルは変わりますが、菅総理のリーダーシップ批判の最終回です。

参議院議長の西岡氏が論文で、東京電力福島第一原子力発電所事故発生以来の首相の対応について「強い憤りを覚えている」と強調、「脱原発」に傾いていると指摘される首相の行動を「疑似市民運動の野望家らしい振る舞い」「場当たり政治家」などと厳しく批判していることは、2日前に書きました。


私は今から、団塊の世代の男性リーダーで、特に学生運動、市民運動をしていた人たちは、第一線から退くべきだ、という論を展開します。

団塊の世代は、狭義には1947年から1949年の生まれた世代ですが、広義には1946年から1954年までに生まれた世代という説もあります。

ところで、菅総理は1946年の生まれ、広義の団塊の世代の最初の年に生まれた人で、学生運動、市民運動の経験者です。

菅氏が学生運動をしていた時期から「4列目の男」として知っている佐々淳行氏は、産経新聞の 「金曜討論」 (7月15日)で「一刻も早く退陣すべきだ」と述べています。


私の団塊の世代のリーダーで、特に学生運動、市民運動をしていた人たちは、第一線から退くべきだ、という持論の根拠は、宮台真司の次のような言葉によるものです。

諸富祥彦先生の編著による『「宮台真司」をぶっとばせ!―“終わらない日常”批判』(コスモス・ライブラリー)の分担執筆をするため、宮台の本を読んでいたら、どの本かは忘れてしまいましたが、団塊の世代の人たちは旧秩序を破壊することはしてきたが、新しいものは何一つ創造してこなかった、という指摘です。


菅総理は、7月15日に行われた閣僚懇談会で、将来的な脱原発方針を「私個人の考えだ」と釈明したことが明らかになりました。

国のトップが ― 内容がどんなことであれ ― 「個人の考え」でスタンドプレーをしたなら、国家は迷走するばかりです。

団塊の世代のリーダーで、特に学生運動、市民運動をしていた人の代表格の菅総理は、「一刻も早く退陣すべきだ」と言われても仕方がないのです。


<お目休めコーナー> ホテルモントレ大阪の庭で

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