アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(1月16日)は、東京都下のM町役場のメンタルヘルスの職員研修を行いました。
職員全員約200人を3回に分けて2時間の研修を行うというものでした。

私の研修した中では抜群のモチベーションの高さで、私としては同じ内容を3回話したことになるわけですが、好感触で研修を終えることができました。

いつものように討議・演習を織り込み、誰も眠らせることなく、より元気にして会場を後にしてもらうことができました。

◆企業・自治体からのヒューマン・ギルドへの研修のご相談・ご依頼は、弊社法人事業部営業統括マネジャーの目次 心(めつぎしん)にお電話(03-3235-6741)かメール(metsugi@hgld.co.jop) をください。
ニーズに即したご提案を差し上げます。


さて、「優しさについて」シリーズの7回目。
優しさを身につける方法について考えてみます。

私の優しさの定義である

優しさとは、相手の自立心と責任感を尊重しながら、特定状況の中で相手の求めているもの(ニーズ)を提供(サプライ)する態度

のトレーニングをするにはどうしたらいいか?

私は次の3つのキーワードが欠かせない思っています。

1.私的論理

2.共感

3.共通感覚

妻から離婚を切り出された、新聞の人生相談の夫のケース(シリーズの 1回目 )をもとにしてみましょう。

この夫は、自分の関心を離れられない独善的な男性でした。状況を察することができず、妻が求めているものを提供できないのです。

共感力に欠け、私的論理の中に埋没しているのです。

本日の最後に定義をしておきます。

私的論理・・・・その人特有のものの見方や価値観

共感・・・・相手の関心に関心を持つこと、「他者の目で見、他者の耳で聞き、他者の心で感じること」

明日は、共通感覚に向けてのトレーニングについて書きます。

◆今までの優しさについてのシリーズは、以下のとおりです。

1回目 (1月6日)
2回目 (1月8日)
3回目 (1月9日)
4回目 (1月10日)
5回目 (1月11日)
6回目 (1月16日)

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