おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(1月19日)は、ヒューマン・ギルドで 「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」 集中コースを行っていました。
リーダーは、庭野静子さん。
受講者は15名。一番遠くは大分からのご参加。続いて、奈良、岩手。
女性13名に対して男性2名でした。
私は、研修室で原稿書きやら研修の企画書作りなどを行っていましたが、研修室では、いつもより質疑応答が多かったようです。
ちょうど19:00の研修が終わってから庭野さんを含めた8人で竹ちゃんで懇親会。




当日のSMILEのこと、3・11の大震災の時のことなどで話が盛り上がりました。
さて、「優しさについて」シリーズの9回目です。
前回は、優しさのトレーニングについて5つの具体的な対応の項目だけ書きました。
1.自分が陥りがちな自分の私的論理の癖を知る。
2.相手の関心に基づき物語を再構築してみる。
3.モデルとする人なら同じ状況でどうするかを知る。
4.建設的だと思われる代替案を検討する。
5.相手に確認した上で代替案を実行に移す。
それぞれについて具体的なことを書きます。
1.の「自分が陥りがちな自分の私的論理の癖を知る」ということに関しては、離婚した元妻の典子に対して一見優しそうな優一のように、自分の優しそうなパターンがどんな影響を与えているか、だけでなく、どんな心理が働いているか、を知ることです。
その際のチェック・ポイントとして次の3つは欠かせません。
(1)相手の自立心と責任感をないがしろにしていないかどうか?
(2)そもそも優しそうな対応をしそうな場面で相手のニーズがあるかどうか?
ニーズがないのに優しくしようとするのは、おせっかい。
(3)相手に優しそうにするときに、自分の心の中にどんな心理が働いているか?
―好かれたい?
―優越でありたい?
―支配したい?
―面倒な展開にしたくない?
―その他
いかがでしょうか? あなたが誰かに優しくしたいときをチェックしてみてください。
1回目 (1月6日)
2回目 (1月8日)
3回目 (1月9日)
4回目 (1月10日)
5回目 (1月11日)
6回目 (1月16日)
7回目 (1月17日)
8回目 (1月18日)
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