アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(1月26日)の午後は、ヒューマン・ギルドで アドラー心理学ベーシック・コース の3日目を行っていました。

内容は、(1)よい人間関係と(2)共同体感覚でした。

18:00に切り上げ、18:30から竹ちゃんで有志による懇親会。
18名の参加。


(小島まり子さん撮影)

私が撮った写真はすこしピンボケです。

1人ひとりからのスピーチもありました。

この先 アドラー・カウンセラー養成講座 に進もうと意欲的な人が何人も確認できました。

21:00まで楽しんで、飲み物もかなり飲んだのですが、1人当たり2,500円以内で済みました。

 
さて、

「優しさについて」シリーズの13回目です。

優しさのトレーニングについて5つの具体的な対応の

1.自分が陥りがちな自分の私的論理の癖を知る。

2.相手の関心に基づき物語を再構築してみる。

3.モデルとする人なら同じ状況でどうするかを知る。

4.建設的だと思われる代替案を検討する。

5.相手に確認した上で代替案を実行に移す。

のうち1.2.3.について書いてきました。

今回は、4.5.について書きます。

優しさを行動に移すためには、つい自分がやってしまいうまくいかないパターンを繰り返すのでなく、相手のニーズを探り、時に確認しながら実行することです。
ただし、もたもたしていたら、優しさどころか優柔不断になります。

このところについては、12回目(1月25日)の、あるおじさんのケースを参考にしてください。

優しさだけでなく、新しいことを実践するためのトレーニングに共通することなのですが、トレーニングをするなら、

(1)そのことを相手に事前に宣言する。
肝心な相手の胸を借りるわけですから、相手にトレーニングの協力者になってもらわなければなりません。

(2)複数のパターンを実践してみる。
3つほどのパターンをトライしてみて初めて最適なパターンがだんだんわかってきます。

(3)相手のフィードバックを受ける。
何せ相手ありき、ですから、相手のニーズに応じてサプライできたか確認しなければなりません。

1回目 (1月6日)の新聞の相談者のように「優しさとは何でしょうか?」と問うのは簡単ですが、実践には根気と勇気が必要なのです。

◆今までの「優しさについて」シリーズは、以下をご参照ください。

1回目 (1月6日)
2回目 (1月8日)
3回目 (1月9日)
4回目 (1月10日)
5回目 (1月11日)
6回目 (1月16日)
7回目 (1月17日)
8回目 (1月18日)
9回目 (1月20日)
10回目(1月21日)
11回目(1月23日)
12回目(1月25日)

人気ブログランキングへ
(クリックしてね)



コメント ( 6 ) | Trackback ( )