おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(1月19日)は、ヒューマン・ギルドでは 「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」 集中コース(庭野静子リーダー)が行われていましたが、私は出社せず家で半分だけ仕事をしていました。
仕事は、原稿書きが最大の案件なのですが、パソコンに向かって小見出しについての文章を書こうとするのですが、なかなか進みません。
私にとってもっとも馴染み深い「焦り」の感情が出てきます。それと共に、自分をじくじく責める気分も。
「焦り」の感情は、一言で言えば、「準備不足を警告する感情」です。
近未来に備えていなければならない課題に対して、しっかり準備できていれば焦りの感情は生まれません。
例えば、中学生の頃に夏休みが7月21日から8月31日まであるとして、8月10日までに宿題を終えている人には焦りがありません。
しかし、8月25日まで遊びまくって、1週間もしないうちに新学期を迎えるのに、宿題をやっていない人は、強い焦りを感じることでしょう。
このパターンは、仕事も同じです。
さて、私の原稿に話を戻すと、私は、午後に集中して原稿に取り組むことにして、息子が小麦粉をこねて作ってくれたパスタの昼食をおいしくいただきました。

次に、ブックオフに行って、本を4冊ほど仕入れてきました。
とりわけ驚いたのは、600ページを超えるハードカバーの『ゼミナール 経営学入門』(伊丹敬之・加護野忠男著、日本経済新聞社)が105円で買えました。
ついでに、カミさんが愛読中の白石一文の小説も購入。

家に帰ってからは、小見出しについての文章を書くことを断念して、本全体のネタを用意しました。
このことによって、焦りの感情が消えました。準備ができたからです。
また、本の第1章から書くことにこだわらず、プレハブ構造の家を建てるように、先に進んだりっ戻ったり、最後に帳尻を合わせる方法も思いつきました。
焦ったお陰で「窮すれば通ず」(「行き詰って困りきると、かえって活路が見出される」『広辞苑』)を学びました。
<お目休めコーナー> 1月の花(14)

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