おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
読書の仕方としていろいろなパターンがあります。
自分のその時々の気分で読む方法。読む場所によって本を選ぶ方法。自分のその時の必要性に基づきテーマ別に読む方法など。
私は、それらに加えて著者単位の読書法をすることがあります。
かつてはアドラーはもとより、宮城音也、國分康孝、諸富祥彦などの心理学者、経営学者ではドラッカー、占部都美、小説家では、古くは夏目漱石、武者小路実篤、三島由紀夫から司馬遼太郎まで「この人」と思ったら、最低5冊以上まとめて読むことにしていました。
最近また、そのパターンが復活してきて、昨年、小倉 広さん(株式会社小倉広事務所 代表取締役)の本を立て続けに読みました。
一昨年にもあるかもしれませんが、書斎にある本を集めたら、下の写真のようでした(この他に貸出し中の本が2冊あります)。
著者単位の読書法のメリットは、著者の世界にすっかり入り込むことができ、著者の視点で物事を見ることができるようになります。
ちなみに、小倉さんの本が読者の共感を得る秘訣について私は次のとおり考察を加えております。
7月5日付けブログ 小倉広さんの本がなぜヒットするのか?(1)
7月6日付けプログ 小倉広さんの本がなぜヒットするのか?(2)
ところで、これは小倉さんとのご縁があって初めて行きついたのですが、石田 淳氏の本も昨年5冊ほど読みました。
私は、アドラー心理学の次に勉強したのが行動療法であるため、石田氏の内容はストーンと入ってきて、行動分析学のビジネスや日常生活への応用についてとても勉強になりました。
と同時に、「系統的脱感作法」に関して石田氏がずっと誤解されていることもやや気になるところです。
今年は、著者単位の読書法を少し離れて、テーマ別の読書をしばらくしてみるつもりです。
ともあれ、やや寒い環境の中での読書は大きな楽しみです。
<お目休めコーナー> 1月の花(7)
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