アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(1月28日)の午後は、某鉄道会社の助役を中心とした146名を対象にした講演を行いました。

「部下との信頼関係を築く5つのコツ」として次の5つのことをお伝えしました。

1.尊敬と共感あってこその信頼
2.基本はこちらが先に、より多く
3.部下のヨイ出しをしよう
4.部下に感謝しよう
5.時には向き合うことも

私は、この歳になっても教え方がますますうまくなっている気がします。
それは、このところ立て続けに「教え方」の本を読んでいるからです。

比較的最近に読んだ本は、『齋藤孝の相手を伸ばす!教え力』(齋藤孝、宝島社、1,200円+税)

 

「齋藤孝の相手を伸ばす!教え力」
斎藤 孝
宝島社

この本は、「教える」の目標は「相手を上達させること」とし、教える側に必要な力を次の5つにして論旨を展開しています。

1.モチベーションをかきたてる「憧れる力」

2.相手に足りない力を見抜く「評価力」

3.優れた練習メニューのための「テキスト力(素材力)」

4.退屈させず学習効果を上げる「ライブ力」

5.自立を促す「育てる力」

 
私がこの本から啓発されたポイントは、大きく次の5つの問いです。

1.アドラー心理学を伝える人間として、私自身がアドラーに人一倍の憧れを持っているか?

2.受講生に負けないくらいの読書量をこなしているか?

3.学ぶ側の立場を恐れて評価を恐れる姿勢を持っていないか?

4.相手のタイプに応じた練習メニューを考えているか?

5.成功体験を積み重ねて、勝ちパターンを認識させているか?

 
◆教え方については、1月17日付けブログ  本の紹介:『いちばんやさしい 教える技術』(向後千春著) も参考になります。

<お目休めコーナー> 1月の花(18) 

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