おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
4月13日(月)の17:43、私が水戸に向かう特急「ひたち号」の中で一通のメールを受け取りました。
出版社・三笠書房編集本部の長澤です。
以前(たいそうな「以前」ですが)、青春出版社にて、『人を動かす人に29の切り札』のご本を刊行・担当させていただきました。
その節は、大変お世話になり、ありがとうございました。
その後、三笠書房に移り、岩井先生のご著書などでのご活躍を、いつもうれしく拝見しております。
ご多用のことと存じますが、一度、改めて出版企画のご相談に上がりたく、ご都合のよろしい折りにお伺いできましたら、と願っております。
メールの主は、三笠書房の取締役編集本部長の長澤義文さんからでした。
長澤さんは、私の処女作『人を動かす人に29の切り札』を青春出版社の副編集長として1992年に手がけられました。
この本は3万部売れました。
その後、4月17日(金)に長澤さんと20年ぶりにお目にかかり、企画はとんとん拍子に進んで、3カ月も経たないうちに見本が出来上がりました。
アマゾンでも見ることができます。
『アドラー流 人をHappyにする話し方』(三笠書房王様文庫、590円+税)
明日香出版社から以前『ものの言い方ひとつで自分も周りも幸せにする大人の心理術』として出版されていた本が、三笠書房王様文庫として蘇ります。
文庫収録にあたり加筆・改筆・再編集の上、改題したものです。
昨日(7月7日)、三笠書房の取締役編集本部長の 長澤義文さんと、同社編集本部の番園雅子さんがわざわざ見本をお届けにいらっしゃいました。
7月30日発売です。
文庫本は共著でかつてPHP研究所から出しておりましたが、単著は初めてです。
それだけに気合いを入れています。
「はじめに」には、こんなことを書いています。
あの人と「気持ちが通じ合う」─だから毎日がもっと楽しくなる!
「相手のためを思って言ったのに、かえって気まずくなってしまった」
「職場になんだか苦手な人がいて……」
「つい、遠慮してしまって、自分の気持ちをなかなか口に出せない」……
30年にわたって「アドラー心理学」のカウンセラーをしている私は、日々セミナーや研修、カウンセリングなどで、多くの人の相談を受けていますが、特に増えているのが、こうした人間関係についての悩みです。
最近、アドラー心理学が注目を浴びているのも、この人間関係の悩みの解決に直接つながるヒントが得られるからでしょう。
「アドラー心理学」は、オーストリア生まれの心理学者(精神科医)、アルフレッド・アドラー(1870~1937)が築きました。
アドラーは、欧米ではフロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と呼ばれるほどの存在で、『人を動かす』の著者カーネギーなど、自己啓発のメンターたちにさえも大きな影響を与えてきています。
実践を大切にし、すぐに役立つ心理学を目指したアドラーの教えは、とてもシンプルなのに、ものすごいパワーがある。
私自身、アドラー心理学によって、人生が大きく開けてきたひとりです。
この本では、アドラー心理学をいちばん簡単かつ効果的に、日常に活かす手段としての「話し方」についてまとめました。
「人も自分もHappyになれる話し方」のコツがわかりやすいよう、さまざまな会話の具体例から紹介しています。
実際に起きたケースをもとにしていますので、ちょっとした「ひと言」の違いで、驚くほど相手との関係がより良くなり、気持ち良く心が通い合うことを実感していただけると思います。
また、この本にはもう一つのメリットがあります。
それは、アドラー心理学によって、話す相手だけでなく、自分もどんどん勇気づけられていくこと。
大丈夫、自信を持ってください。あなたの中には、人をHappyにできる素晴らしい力があるのですから──。
自分の気持ちがちゃんと伝わるように、「言葉の選び方」を少し変えるだけでいいのです。
この本があなた自身の力になり、周囲を元気にしていくことを心から祈っています。
◆この本をブログなどでご紹介くださる方がいれば、サンプルを無償でお送りします。
ただし、先着10人様限定です。岩井にご連絡ください。
<お目休めコーナー> 7月の花(8)