おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
大阪に来ています。
木曜日(16日)に帰り、金曜日(17日)にまた大阪に来て、20日まで過ごすことになっています。
14日の晩から20日の晩まで6日を大阪で過ごすことになります。
さて、キノブックス から発刊の『親と子のアドラー心理学―勇気づけて共に育つ』(1,300円+税)が17日(金)に先行入荷の予定です。
アマゾンでも予約受付中です。
正式発売は7月24日からですが、すでにヒューマン・ギルドにまとめてご注文をくださっている方には、いち早くお送りしたいと思います。
中味を一部ご紹介します。
感動的な内容で一杯ですよ。
<第1章>
第1パート 子どもの誕生は、尊敬の原点 ― 子どもはかけがえのない一人の人間
私たちの子ども(以下この本では「タクロウ」とします)が生まれた夕刻、妻は最初の「成長の記録」日記にこんなことを書いていました。
一生懸命生まれたから長い頭
目は切れ長
鼻は少し小鼻が張って高め
唇はキリッと結んでいる。
私は本当にお母さんになったんだ。
あの子はこのお腹にいた子
お腹にいるときいつもどんなお顔なの?と思っていた。
お腹から出てしまったら
本当に一人と一人の人間になってしまったようで
我が子というより一人の赤ちゃんの友だちができたみたい・・・・。
・・・・・・・・・・
切迫流産の危機を乗り越えて目標どおり
37週以上 2,500g以上 普通分娩を達成できた。
途中 本当にそうなれるかと不安になったけれど
信じ続けてよかった・・・・。
それは自分だけでなくタクロウを信じ続けることでもあった。
タクロウは、危機を乗り越えて生まれた子でした。私たち夫婦を強く結びつけてくれた子どもでした。そして、何よりも、私たちを育ててくれた子どもでした。
私たちがこの子を迎える姿勢は「尊敬」そのものでした。何しろ彼は、無限に近い候補の中から、待ち望んだ命を持った存在として、わざわざ私たちを選んで生まれてきてくれたのですから、その命に対して尊敬を抜きにして考えることができませんでした。
<第4章>
アドラー心理学に基づくこの本では、どんな全体像で書かれているかについてまとめておきます。
(1)親が子どもに接する基本的な態度は、「尊敬」「共感」「信頼」をもとに「勇気」を与えること
(2)親が子どもに接する際は、いつも「親が・・・・・すると、子どもは何を学ぶか?」の判断基準を持っていること
(3)親の態度と判断基準は、子育ての最終目標である「社会性」と「創意工夫力」と「臨機応変力」が育つよう「自立心」と「責任感」と「貢献感」を指針として身につけられるよう支援すること
この本は、私と妻と、それだけでなく両親を育ててくれたタクロウも出演する合作です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/ba/d69de2c9f2578c78a25a2e4708753baa.jpg)
私にとって言行一致のアドラー心理学の真価が問われる本です。
<お目休めコーナー> 7月の花(15)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/9f/0870625da8711b58bab1ed37b3b4a375.jpg)