アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

大阪に来ています。
木曜日(16日)に帰り、金曜日(17日)にまた大阪に来て、20日まで過ごすことになっていま
す。
14日の晩から20日の晩まで6日を大阪で過ごすことになります。


さて、キノブックス から発刊の『親と子のアドラー心理学―勇気づけて共に育つ』(1,300円+税)が17日(金)に先行入荷の予定です。

親と子のアドラー心理学 
勇気づけて共に育つ
岩井俊憲

キノブックス

アマゾンでも予約受付中です。

正式発売は7月24日からですが、すでにヒューマン・ギルドにまとめてご注文をくださっている方には、いち早くお送りしたいと思います。

中味を一部ご紹介します。
感動的な内容で一杯ですよ。

<第1章>
第1パート 子どもの誕生は、尊敬の原点 ― 子どもはかけがえのない一人の人間

私たちの子ども(以下この本では「タクロウ」とします)が生まれた夕刻、妻は最初の「成長の記録」日記にこんなことを書いていました。

一生懸命生まれたから長い頭
目は切れ長
鼻は少し小鼻が張って高め
唇はキリッと結んでいる。

私は本当にお母さんになったんだ。
あの子はこのお腹にいた子
お腹にいるときいつもどんなお顔なの?と思っていた。
お腹から出てしまったら
本当に一人と一人の人間になってしまったようで
我が子というより一人の赤ちゃんの友だちができたみたい・・・・。
  ・・・・・・・・・・
切迫流産の危機を乗り越えて目標どおり
37週以上 2,500g以上 普通分娩を達成できた。
途中 本当にそうなれるかと不安になったけれど
信じ続けてよかった・・・・。
それは自分だけでなくタクロウを信じ続けることでもあった。

タクロウは、危機を乗り越えて生まれた子でした。私たち夫婦を強く結びつけてくれた子どもでした。そして、何よりも、私たちを育ててくれた子どもでした。
私たちがこの子を迎える姿勢は「尊敬」そのものでした。何しろ彼は、無限に近い候補の中から、待ち望んだ命を持った存在として、わざわざ私たちを選んで生まれてきてくれたのですから、その命に対して尊敬を抜きにして考えることができませんでした。

<第4章>
アドラー心理学に基づくこの本では、どんな全体像で書かれているかについてまとめておきます。

(1)親が子どもに接する基本的な態度は、「尊敬」「共感」「信頼」をもとに「勇気」を与えること
(2)親が子どもに接する際は、いつも「親が・・・・・すると、子どもは何を学ぶか?」の判断基準を持っていること
(3)親の態度と判断基準は、子育ての最終目標である「社会性」と「創意工夫力」と「臨機応変力」が育つよう「自立心」と「責任感」と「貢献感」を指針として身につけられるよう支援すること

この本は、私と妻と、それだけでなく両親を育ててくれたタクロウも出演する合作です。



私にとって言行一致のアドラー心理学の真価が問われる本です。

<お目休めコーナー> 7月の花(15

 

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