おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(5月9日)は、買い物とランチ20:00過ぎの2つのテレビドラマ以外は、わが夫婦は家庭内別行動でした。
カミさんはなんといっても「滝沢歌舞伎」。
私は主に、5月15・16日(今度の土日)から始まる名古屋開催のアドラー心理学ベーシック・コース のために、そして5月22日(土)の オンライン開催アドラー心理学ベーシック・コース平日6日間コース の3日目のために「精神的な健康」と「人間行動の理解ー不適切な行動」のプレゼン資料をリニューアルしていました。
名古屋コースの前半担当の三輪克子さんからは「相当バージョンアップしてますね。焦ります」というメールが入りました。
一気に大進化を遂げています。
あまり大きな声で言えませんが、前半だけ再受講してみると、その進化のほどが確認できます。
三輪さんもオンラインでしっかり学び、さらに電話でやり取りをすることになっています。
このような大進化の動機は「対話」的な営みにあります。
私は昨年コロナ禍のステージに入ってから一流の人たちとコラボイベント行いました。
さらに、さまざまな人からフィードバックを受けました。
このことで「創発(※)」が生まれたのです。
※「進化論・システム論の用語。生物進化の過程やシステムの発展過程において、先行する条件からは予測や説明のできない新しい特性が生み出されること」(『広辞苑』)
1999年4月末から5月上旬にモントリオールに行ったときにペルグリーノ博士から教わった”Plow it higher and deeper.”(高く、深く耕しなさい)の言葉をもとに「深く自己をかえりみる」内省をしたのです。
「ファシリテーション」に関する本を4冊ほど読んだことも刺激になりました。
「ファシリテーション」では2人の間の対話、組織内の対話を重視します。
ここでは、内容紹介は省いて、お勧めの2冊をご紹介します。
『ファシリテーション入門〈第2版〉』(堀 公俊、日経文庫、946円)
ファシリテーションの決定版と言っていい本でしょう。
心憎いくらいファシリテーションについてわかりやすく書いてあります。
私の本は付箋紙だらけになってしまっています。
『ストーリーでわかるファシリテーター入門』(森 時彦、ダイヤモンド社、1,650円)
「集団における知的相互作用を促すスキル」と著者が定義するファシリテーションを物語展開でとても分かりやすく書いてくれています。
カウンセリングに関心のある方は、個別カウンセリングのみならず「家族カウンセリング」や「グループ・カウンセリング」に役立てられますし、研修講師ならぜひ身に着けておかなければならないスキルがファシリテーションです。
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