おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(5月28日)はテレワークの1日でした。
7月に方丈社から出すことが決まっている『男と女のアドラー心理学』(キノブックスから2015年に出した本、絶版)のリライト版のチェックを終りました。
かなり加筆しなければならない箇所がありますが、私が最も信頼する編集者の一人である 若林邦秀さん(書き編み師)に手を加えていただいたので、かなりすっきりした文章になっていました。
この本は、我が家の子育て実践記録としてカミさん(元幼稚園教諭)が息子のタクロウを授かった日から書き始めた「成長の記録」と私のアドラー心理学に基づく育児論を展開した、まさに父母としてのコラボの本です。
好奇心旺盛なタクロウの成長ぶりと一部の挫折体験を包み隠さず書いてしまっています。
私自身も読み返してみて、「タクロウをアドラー心理学で育ててよかった」としみじみと喜びを噛みしめています。
さて、昨日の14:00~16:00は「カウンセリング道場(平日午後コース)」の5回目を行っていました。
冒頭私が「カウンセリングを担当した人やクライアント役の方を勇気づけようと思って心地よいフィードバックやカウンセリング対応をすることはカウンセリングを学ぶ人たちの成長に役立たない」と言っていたものですからかなり的を射た議論が展開されました。
アマチュアレベルの人たちにはたくさんの勇気づけを必要としますが、プロを志す人には宿題を持ち帰り、そのことで日々の自分が直面するライフタスクと、その際に機能するライフスタイルを見届け続ける宿題を持ち帰るくらいがいいのかもしれません。
勇気づけられて「これでいいのだ」で終わってしまうと、積年の問題を抱え続けていた人の解決努力に対しては好ましいのですが、ライフスタイルの働かせ方に問題がある人には好ましくありません。
◆You Tube「アドラー心理学専門チャンネル」では「ライフスタイル」と「ライフタスク」について次のとおり取り扱っています。
5月24日(月)配信 アドラー心理学「ライフスタイル」を読み解く(永藤講師)
6月 7日(月)配信予定 アドラー心理学 基本のキ 「ライフタスク」ってなに?(永藤講師)
https://www.youtube.com/channel/
UCFSDEPGZ4kUu2a0EsTtWwmA/ から入ってご覧ください。
(クリックして勇気づけを)
<お目休めコーナー>5月の花(29)