おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。
普段と違う書き出しをします。
私は昨年から今年に続いているコロナ禍は一種の戦争だという認識をしています。
敵の見えない戦争、新兵器を使われた戦争。
そして、時代を大きく変えることになる戦争。
この大きな経験は日本人としてしっかりと自覚しておかなければなりません。
私はこの経験を2つの四文字熟語で形容します。
1.【暗中模索】(あんちゅうもさく)
手がかりのないまま、あれこれとやってみること。暗闇くらやみの中で、手探りをして求めること
2.【不易流行】(ふえきりゅうこう)
いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと
(注)共に『三省堂 新明解四字熟語辞典』をもとに
さらには、2つに関連して本の紹介をします。
1.【暗中模索】
手掛かりのないままあれこれとやってみて、そろそろ出口が見えてきた感があります。
しかし、欧米や韓国の例では、いつまた感染の波が訪れるかわかりません。
そんな時期に『急に「変われ」と言われても』(熊野英一・杉山錠士編著、小学館、1,650円)を紹介します。
編者の2人が6人の話し手からコロナ禍の【暗中模索】の時期に「この先どうすればいいか?」を尋ねてまとめた本で、この時期に読んでもたくさんの「なるほど」が得られます。
2.【不易流行】
いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくためには「原理原則」を持たなければなりません。
影響力を持つリーダーにこそ「原理原則」が求められます。
『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の言葉』(岩田松雄、サンマーク出版、1,540円)は、大の読書家で「ミッション」をもとにした経営を推奨する著者が本からピックアップした51の言葉をもとに「原理原則」を示した本です。
今回はあえて詳しい内容を省略しました。
ご関心のある方はお読みください。
【暗中模索】と【不易流行】のヒントが得られます。
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<お目休めコーナー> 11月の花(19)