おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
ロシアのウクライナ侵攻について「プーチンの、プーチンによる、プーチンのための戦争」と言われるようになると共に、ロシア軍の士気の低下や戦況の不利な状態が報じられるようになっています。
Newsweek日本版(2022年3月25日) では「ロシア軍は3日以内に食糧弾薬尽きる ウクライナ側が分析」として次のことが書かれていました。
<食糧事情は悪化し、キエフ郊外で村人に食べ物をねだるロシア兵が出現。3週間にわたり車列が停滞していることで、補給が破綻した可能性がある>
また、側近の一部が外国に逃れたり、職を辞したことも伝えられています。
私は、ロシアのトップリーダーとしてのプーチンの孤独な宰相ぶりが『現代の帝王学』(伊藤肇、プレジデント社)から大きく外れていることが気がかりです。
私は、トップリーダーならば最重要資質としての人間学として「帝王学」を学ぶ必要があると提言しています。
財界評論家の著者、伊藤肇氏は安岡正篤(やすおかまさひろ)氏の弟子でもあった人で、人間学(伊藤氏によれば「上に立つ者がどうしても身につけておかなければならない学問」、「権力の学問」であり、「エリートの人間学」)としての「帝王学」を3つの柱で表しています。
(1)原理原則を教えてもらう師を持つこと
(2)直言してくれる側近を持つこと
(3)よき幕賓(ばくひん)を持つこと
(注)「幕賓」というのは、客分、顧問、パーソナル・アドバイザー
直言/諫言という言葉で私は『貞観政要』を思い出しました。
NHKテキストView2020.01.30に「敵方の臣下を『諫言』専門の側近に取り立てた李世民」の話が載っています。
↓ ↓
https://textview.jp/post/culture/40295
関心のある方はお読みください。
2.戦火のウクライナとは打って変わって日本では桜の時期です。

昨日のランチタイムでカミさんと出かけたとき神楽坂の la kaguで珍しい写真が撮れました。

桜と雲の滅多に見られないコントラストです。

(岩井美弥子提供)

3.21:00から配信の21:00から配信の You Tube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」で「聴き上手になるには?(ロールプレイ付き、岩井俊憲+目次 心)」を観ました。
目次 心さんとの「聴き下手」「聴き上手」のロールプレイ付きです。

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