アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(3月21日)は春分の日(春のお彼岸)。
蔓延防止等重点措置の最後の日でもありました。

東中野銀座通りのカレーの店にカミさんと歩いて行きましたが、人出がかなり多いのが目立ちました。
途中立ち寄ったお寺の境内の写真は下の方に入れておきます。

1.昨日のブログの最後に「【夢のワーク】は夜間の夢だけでなくこれからの自分の生き方の指針ともなる【夢の書き換え】を通じて【夢の実現】にも寄与するのです」と書きました。

アルフレッド・アドラーは、夜間に見る夢も日中の白日夢(白昼夢)もライフスタイルを反映することにおいては変わりがないことを書いています。
うとうとしていたり寝ていたりするときの夢も、意識しているときの未来の夢も同じ当人の制作物であることには変わりがありません。
ただし、寝ているときの夢は、意識ではコントロールしにくい、無意識的な営みであることが特徴です。

「無意識の意識化」というのはよく言われることですが、その逆の「意識の無意識化」もまた大事な営みのはずです。
意識的に近未来/未来の夢を見続けると、いつしかそれが無意識的なレベルで実現することもあり得るはずです。

ここで、キング牧師の演説『私には夢がある(”I have a dream.”)』の一節を引用しましょう(『感動する英語!』、近江誠著、文藝春秋、から再掲)。

私は、この演説をCDで聴いたとき、感動のあまり体が震えました。

キング牧師は、誰かを激しく攻撃する口調を抑え、「夢」と具体的な肯定表現で理想とするビジョンを訴えたのです。

私には夢があります。
いつの日にか、ジョージア州の赤土の丘の上で、かつての奴隷の息子たちとかつての奴隷主の息子たちとが共に、兄弟愛のテーブルに着くという夢です。

私には夢があります。
いつの日にか、不正の炎熱でうだる州、圧制の炎熱で焼けつかんばかりのミシシッピー州さえも自由と正義のオアシスに変貌を遂げるという夢なのです。

私には夢があります。いつの日にか、私の幼い4人の子どもたちが、肌の色ではなく、人格の中身によって評価されるような国に生きるという夢なのです。
今日、私はまざまざとその夢を見るのです。


今やキング牧師が「夢」として語った世界が実現しつつあります。

意識的に構想した夢が無意識的な夢となって制約なく描かれると共に、無意識的な夢が意識的な読み取りによって生活に彩を添えて活かせるようになるのです。

◆ アドラー派による「夢のワーク」1日講座 は、次回ヒューマン・ギルド(東京)で連休中に次のとおり開催します。

日 時:5月4日(水・祝)10:00~17:00
受講料:19,800円(会員、初めての受講)、23,100円(一般)、9,900円(再受講)
内容確認とお申込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/264


2.家の近くの早稲田通り沿いの龍興禅寺の庭に桜が咲き始めました。
他の花も一緒に撮ったので、紹介します。

蔓延防止等重点措置が全面解除されたし、ヒューマン・ギルドではどしどしお客様をお迎えします。

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<お目休めコーナー> 3月の花(19)



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