アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(1月15日)は、大学生の息子の23回目の誕生日でした。
息子が生まれた日は雪の日で、ちょうど私がリーダーとして「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」をやっているところでした。

「電話が鳴ったら出ることをお許しください」と受講者にお願いしていて、義母から電話を受けた後に「男の子が産まれました」と伝えたら、みんなに祝福された思い出があります。

アドラー心理学を適用した子育てが功を奏して自立心と責任感、それに加えて好奇心を備えた人間になりました。

高校、大学、就職とも第一志望のところに進むことができています。

息子は、一昨日の晩に雪かきをしてくれたのですが、寝所に住む友達2人にも手伝わせ、ついでにかまくらを作って遊んでいました。

何歳になっても遊び心を失わない息子であります。

昨日の帰りの幼稚園児も大喜び。


さて、「優しさについて」の
シリーズに戻って第6回目です。

今回は、優しさの定義について書きます。

1回目~5回目は、下のとおりさらっとご覧になれます。
お時間のない方は、少なくとも1回目だけでも目を通しておいてください。

1回目 (1月6日)
2回目 (1月8日)
3回目 (1月9日)
4回目 (1月10日)
5回目 (1月11日)

新聞の人生相談の相談者は、

そもそも優しさとは何でしょうか?
そして、優しさを持った男を目指すには、どうすればいいでしょうか?

と質問していました。

「優しさとは何でしょうか?」については、私は第5回目で

1.優しさは「易しさ」ではない。

2.優しさは「厳しさ」の反対概念ではない。

3.優しさは相手を甘やかすことでもない。

として、

相手を思いやる本当の優しさは、時に厳しさを伴い、毅然とした態度を示すものでなければなりません。「そんなことをしていてはだめだ」と突き放すことも必要です。

と書きました。

ここで私の優しさを定義します。

優しさとは、相手の自立心と責任感を尊重しながら、特定状況の中で相手の求めているもの(ニーズ)を提供(サプライ)する態度

これが「優しさとは何か」に対する私の回答です。

<7回に続く>

◆今日は、東京都下のある町でメンタルヘルス研修を行ってきます。
ヒューマン・ギルドで行う企業・自治体の研修は こちら をご参照ください。

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(1月14日)は、盛鶴延先生ご指導で 秘伝気功師養成講座 の9日目。
昨年の4月8日(日)から始まり、次回の2月11日(月・祝)が最終回になります。

昨日の予定では、横浜の(1)山下公園で樹林気功、(2)中華料理店で食べ放題の昼食、(3)お店で盛先生お見立てのグッズの購入、のはずでした。

まずは、予定どおり10:20にはそごう横浜店に盛先生を含む14人が参集。
ところが、横浜は大雪。

シーバスで山下公園に行く予定だったのが、運休。
みなとみらい線で横浜中華街に。

山下公園で樹林気功どころでなく、早めに中華料理店に。

14人で歓談しながらおいしい中華料理をいただきました。

ところが、列車の運休情報が刻々と入ってきます。

この段階で流れ解散としました。

多くの方は、盛先生とお店に行ったはずですが、私は失礼して家に帰りました。

とんだハプニングに見舞われた横浜で秘伝気功師養成講座9日目でした。


◆今年4月から開講の 秘伝気功師養成講座 は、もうすでに13人がお申し込みがありますが、1~2名キャンセルが入るかもしれませんので、参加を強く希望される方は、「キャンセル待ち」としてご応募ください。

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(1月13日)は、朝からいい情報に接しました。

MSN産経ニュースで元巨人軍の投手、桑田真澄さんの「体罰」に関するインタビューを読んだのです。

「小学生の時、体罰に愛情を感じたことはない」「時代に合った指導法を」

桑田さんは

小学生の時、グラウンドで監督やコーチから殴られない日は無かった。愛情を感じたことは一度もない。体罰が嫌でグラウンドに行きたくなかった。体罰で力のある選手が野球嫌いになり、やめるのを見てきた。

から始まり、体罰が減らないのは勝利至上主義があるためだ、とし、次の言葉でインタビューをを終えました。
とても説得力があります。

スポーツにおいて乗り越えなくてはならないのは自分自身。人から何かをされて強くなるものではない。道具も戦術も進化した。それなのに指導者だけは進歩せず、昔の指導方法のままだ。もっとスポーツの理論やコミュニケーションを勉強して、時代に合った指導方法に変えなくてはならない。スポーツ界は変わっていくべきだ。

スポーツ界だけでなく、教育界全般が変わるべきで、体罰のない、相互尊敬・相互信頼を基盤とした教育を実現したいです。


10:00~17:30は、ヒューマン・ギルドで アドラー心理学ベーシック・コース の2日目。

3章 アドラー心理学の基本的な考え方とライフ・スタイルの理論

4章 人間の行動を理解する―不適切な行動の4つの目標

について討議・演習をふんだんに採り入れながら進めて行きました。

昨日出会ったばかりの人たちが和気あいあいとなっていました。


夜は、18:00から神楽坂のゑーもんに社会人の息子夫婦とカミさん、大学生の息子と共に集い、懇談しました。

写真を出せないのが残念。

懇談後は、神楽坂の小道を5人でぶらぶら歩きました。

長く、充実した1日でした。

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(1月12日)の午後は、ヒューマン・ギルドで アドラー心理学ベーシック・コース を開催していました。

参加者数は18名(うち男性3名)。遠くからのご参加は岩手県の方(2名)でした。

私は、オリエンテーションとリレーションづくりの段階であえて、大阪市立桜宮高校の2年男子生徒(17歳)が、所属するバスケットボール部顧問から体罰を受けたことがきっかけとなって翌日(1月23日)に自殺した事件を取り上げ、討議していただきました。

皆さん、とても熱心でした。

受講生の傾向として(1)ELM勇気づけトレーナーのご紹介の方、(2)私のフェイスブックで友達になっている人、が多かったのが確認できました。
ご紹介の方々に感謝申し上げます。


さて、
1987年6月27日発行のヒューマン・ギルドのニュースレターで体罰について書いたものの続編です。

体罰から学ぶもの(続)

私は、体罰に効果がないことを宣言します。

体罰は、第1に子どもを面従腹背させます。
罰する人の前ではいい子になって、罰する人のいないところでは、悪いことをしでかすようになります。

体罰は、第2に子どもの器量を小さくします。
臆病になって、大人の顔色を見て行動するようになります。

体罰は、第3にエスカレートします。
ある体罰を科すと、子どもは以前を上回る悪さをします。すると、体罰は前回よりも重いものになり、その後はイタチゴッコ。際限がなくなります。

体罰は、第4に「勇気づけ」と最も遠いところに位置するものです。
相互尊敬・相互信頼とはほど遠く、子どもを支配し、子どもの依存性を助長するツールでしかありません。

体罰は、第5に伝染します。
体罰の環境の中で育った子どもは問題解決の方法として、暴力を採用するようになります。平和を乱すタネは、体罰の中にも宿っています。

私たち大人は、体罰を容認するいささかの姿勢も示さない良識を保ちたいものです。

私たち教育に従事する者にとって心すべきことは、カラ励ましや賞罰以上に大事な行動を教えること、それも言葉で行動を教えることでなく、行動で行動を教えることかもしれません。

感情豊かな子どもたちには、私たちの予想以上に物事が見えているのです。

体罰を容認する方がいるとして、そんな方はここまで読んでも体罰を認め続けますか?

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

本来ならば、「優しさについて」シリーズの第6回目として優しさの訓練法に入るつもりでしたが、大阪市立桜宮高校の2年男子生徒(17歳)が、所属するバスケットボール部顧問から体罰を受けたことがきっかけとなって翌日(1月23日)に自殺した事件を巡って、新聞やテレビでさまざまな報道がなされています。

私から改めてその事実をお伝えする気持ちはありませんが、自分自身の体験も含めて心理学的な側面から言及してみようかと思います。

アドラー心理学では、自殺について独特の見解を持っています。

アドラー心理学の創始者のアルフレッド・アドラーは「自殺の目的は復讐と告発」だと言っています。

 

私自身も教師の体罰によってこの世で初めて人間に対する憎悪を学んだ立場ですので、なおさら無関心ではいられません。

1987年6月27日発行のヒューマン・ギルドのニュースレターで体罰について書いていますので、この文章を2回にわたって掲載します。

体罰から学ぶもの

小学校4年の時、私の担任だったS教諭は、当初私にはスーパーマンに見えた先生でした。体操はなんでもござれ。宙返りも跳び箱も鉄棒でも、まるでこの世にこんな人がいるのかと思わせるような、ものすごい先生でした。
S先生が私の担任になったとき、私はたぶん尊敬の眼でS先生を見ていたはずです。

ところがS先生はとてつもない暴力教師でもありました。
宿題を忘れた、給食を残した、授業中私語を交わした・・・この程度でも児童をよく殴ったものです。
「足を肩幅に拡げ、歯をくいしばれ!」こう言って、力まかせのビンタが飛んでくるのでした。

小学校4年生の1年間はまるで地獄でした。楽しいこともあったでしょうが、まったく覚えていません。

子ども心に「いつか復讐してやろう」というような気持ちも芽生えていました。反動で私は、小学校5年生から6年生の頃は、教師の手に負えない問題児になっていたようです。

私が長ずるに及んで、さまざまなタイプの大人たちと接してみると、S先生は、子どもの私にはスーパーマンに見えたけれど、大人の中では単なる暴力教師にすぎなかったのだと、次第に得心が行きました。
その証拠に10年ぶりにあるところで出会ったS先生は、老眼鏡と白髪の目立つ、やや生活に疲れ気味の初老のおじさんでしかなかったのです。

<次回に続く>

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「優しさについて」シリーズの第5回目です。

1回目~4回目は、下のとおりさらっとご覧になれます。
お時間のない方は、少なくとも1回と4回に目を通してください。

1回目 (1月6日)
2回目 (1月8日)
3回目 (1月9日)
4回目 (1月10日)


さて、5回目の今回は、優しさの条件として3つの「ない」を書きます。

優しさとして勘違いしてほしくないのは、次の3つです。

1.優しさは「易しさ」ではない。

2.優しさは「厳しさ」の反対概念ではない。

3.優しさは相手を甘やかすことでもない。


1.優しさは、状況を表面的に対処したり、相手の感情を慰めるような安易な対応をすることではありません。
そんなことをし続けていると、根本的な解決に至らず、かえって問題を複雑化させてしまいます。

新聞の人生相談のように、離婚を迫る妻に対して土下座をするのも、心底から関係改善を望むならともかく、「こういうことをやっておけば、しばらく相手は離婚を口に出さないだろう」という下心があるならば、妻に見透かされます。

2.の優しさは「厳しさ」の反対概念ではない、という私の主張には少々注釈が必要です。

元妻・典子を気遣う優一のような男性を優しいと思う人がいるかもしれませんが、大きな勘違いです。
相手を思いやる本当の優しさは、時に厳しさを伴い、毅然とした態度を示すものでなければなりません。「そんなことをしていてはだめだ」と突き放すことも必要です。

ペルグリーノ博士が面白い表現をしていたことがあります。

「夫婦は結婚前は恋人。結婚していたら夫婦。離婚したら友人」

子どものいない離婚カップルは友人である必要もなく他人とみなす人が多いでしょうが、友人であるならばなおさら、優一のような優しさを見せながら厳しさを一切出さない甘やかし人間を「アホ」だと思うのです。

この点で3.の優しさは甘やかしではないとなるのです。

<お目休めコーナー> 1月の草木(6)


(中野区のもみじ山公園)

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「優しさについて」シリーズの第4回目です。

1回目~3回目をご覧になっていない方は、まずはこれまでに目を通してください。

1回目 (1月6日)

2回目 (1月8日)

3回目 (1月9日)


今回は、ヒューマン・ギルドの2011年6月2日のメルマガ(「勇気の伝道」コラム 第13号) をもとにしています。     

岩井俊憲の「愛と結婚についてのケース・スタディ」(12)
―「男の優しさ」についてのコメント

前回は、離婚したにも関わらず、頻繁に喫茶店で落ち合ったり、元夫が元妻の部屋を訪ねたりするケースでした。

元妻・典子は気分の変動が激しく、薬を大量に飲んだり、号泣したり、寂しさを訴えたりすることがあります。その度に元夫・優一は、花束を持って部屋を訪ねたり、相談に乗るために喫茶店に出向いたりしています。そればかりか、彼女の部屋が陰気だからと明るい色のカーテンに替えてやったり、地デジ対策用にとテレビを買い替えてやったりもしました。

このケースに対して、ヒューマン・ギルドのプレミアム会員の方々からさまざまな意見が寄せられました。かいつまんでお伝えします。

Tさん(女性):これは優しさというよりも「ご機嫌とり」に近いかも。(優一は)離婚した妻に執着する必要はない。あなたはいらないと言われたも同様できっぱりと腐れ縁を切るべき。(優一に)「目を覚ませ!!」と私は言ってしまうことだろう。妻の典子は、「自分に都合のいい男」として優一を利用しているだけ。自分の都合で自分から離婚を申し出たなら、自力でやりなはれ!

Hさん(女性):優一は、自分が必要とされることで「やっぱりなんだかんだ言って、あいつは俺がいなきゃだめなんだ」と満足している。それにより、典子に一方的に離婚を言い渡された優一のプライドは保たれる。典子は「黒か白か」「0か100か」の極端思考の持ち主。優一を利用しているという意識はないが、巧妙に優一を操作している。そんな優一の存在に、典子のプライドもまた保たれる。
ということで、持ちつ持たれつの関係かと考えます。

Kさん(男性):典子はいわゆる「成功」を自己理想としていて実際にそうなった。優一は「非主張的」な人。離婚を受け入れてしまうくらい。草食系。現代の女性、男性のある種の典型のように思えます。
喫茶店で会うのは典子さんから言い出しているのかな? 夫婦カウンセリングを受けるとても良いタイミング。
結婚観を2人で再構築したほうがいい。

さて、私の考えです。
優一は「アホ」だと思います(ちょっとキツイかな)。離婚した典子に援助的な姿勢を示せば示すほど、典子を依存的にさせ、そうしながらも自分自身の喜びを味わっているのです。
気分の変動が激しく、薬を大量に飲んだり、号泣したり、寂しさを訴えたりする典子を抱え込むことはできません。すぐにも精神科医かセラピスト(アドラー派の)に相談させるべきです。
典子も離婚したならば、物理的・経済的だけでなく心理的にも自立が求められるのです。これが生きる上での現実です。

メルマガでは上のように終わりましたが、その理論的背景について今は次の点を書き加えておきたいと思います。

優一は典子を甘やかしているのです。

甘やかしについて アドラー心理学ベーシック・コース では、親子関係、教師―児童・生徒関係を想定しながら次のように定義しています。

甘やかしとは

子ども自身に体験から学ぶ機会を与えないことで、子どもの自立心と責任感を損なう親や教師などの対応

優一は、典子に優しそうにふるまいながら、その実、典子の自立心と責任感を奪い続けていることになります。

このゲームを優一自身が気づいていないために私は、優一を「アホ」だと書いたのです。

皆さんはどう思いますか?

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<お目休めコーナー> 1月の草木(5)

 
(中野区役所にて)

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「優しさについて」シリーズの第3回目です。

1回目、2回目をご覧になっていない方は、まずは次を。

1回目 (1月6日)

2回目 (1月8日)


今回は、ヒューマン・ギルドの2011年5月26日のメルマガ(「勇気の伝道」コラム 第12号) をもとにしています。     

岩井俊憲の「愛と結婚についてのケース・スタディ」(11)  
―「男の優しさ」  「お砂糖は1つね」。

典子は、優一の頼んだコーヒーに、いつものようにシュガー・ポットから砂糖を入れました。このやり取りは、新婚当時以来いまだに変わりません。

「調子はどうなの?」

優一は、典子の健康を気遣います。

この2人、実はもはや夫婦ではありません。しかし、月に2-3回は、2人が独身時代によく行っていた喫茶店で落ち合います。

離婚を言い出したのは、典子の方でした。予備校講師の仕事でブレイクした彼女は、家庭との両立が難しくなり、優一に離婚を申し出て、受け入れられたのです。

離婚後の典子は、気分の変動が激しく、薬を大量に飲んだり、号泣したり、寂しさを訴えたりすることがあります。優一は、その度に花束を持って典子の部屋を訪ねたり、相談に乗るために喫茶店に出向いたりします。

さらに優一は典子のために、部屋が陰気だからと明るい色のカーテンに替えてあげたり、地デジ対策用にテレビを買い換えたりしてあげています。

さて、あなたは、優しさに満ちた優一のことをどう思いますか? また、離婚しても優一を頼り続ける典子のことをどう思いますか?

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「優しさについて」シリーズの第2回目です。

第1回目がわからない方は、まず こちら をお読みください。

新聞の人生相談欄の回答者は、次のように答えていました。

あなたは、奥様の感じていることがわからないのですから、単に鈍感なだけではないでしょうか。

また、周囲からのあなたへの評価によって自己正当化しようとしても、「優しさ」の証明にはならず、むしろ「易しさ」に逃げているとしか思えません。

離婚したくないなら懇願するしかありません。許してはもらえないかもしれませんが、それでも、一緒にいてくれることもありますから。

「単に鈍感なだけではないでしょうか」というのはかなり手厳しいですね。
「『易しさ』に逃げているとしか思えません」となると、傷つく人もいるかもしれません。

しかし、よくよく振り返ってみると、相談者には明らかにデリカシーに欠けたところがあるかもしれません。

「懇願するしかありません」ということに関して、こんな人が実際にいました。
妻に土下座をしたのです。「君を失いたくない」と言って。

もしかしたら、回答者は土下座の経験がある人かもしれませんね。

ただ私は、離婚寸前の人にどう対応したらいいか、よりも「優しさ」を勘違いしないでほしいのです。
そもそも論に戻って、「そもそも優しさとは何か?」を再考してみたいのです。

あなたの「優しさ」の定義はいかがですか?

新聞の相談者と同じように「優しさ」を勘違いしている人は、あなたの周囲にいませんか?

<お目休めコーナー> 1月の草木(4)

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(1月6日)はまず、11:00~13:00にアドラー心理学ゼミナール を開催しました。

高橋直子さんグリーンライトネットワーク 代表)のご担当で

「心と体のつながり-大きな二つの体のメッセージを乗り越えて」

のタイトルでご講演をいただきました。

グリーンライトネットワーク は、日本における「腰痛情報告知」をメインに活動している完全非営利のボランティア団体で、根拠のない治療ショッピングによる医療費を削減し、日本社会への貢献を目的としています。
現在代替治療関係者を中心に会員は120名超。実働部隊を名乗り、キャンペーンやセミナーを全国で展開しています。

医療関係者でもなく、腰痛の一患者であった高橋さんは、腰痛常識は間違いだらけであることをEBM(Evidence-based Medicine、根拠に基づく医療)から説き、最後は

腰痛克服ゴールデンルール
―腰痛に屈するな!!腰痛治療は意識改革から!!

(1) 今までの腰痛に対する先入観は捨てよう!!(古い常識は捨てよう)
(2) 不安・恐怖から安心へ!(何かしてもしなくても自然に治る)
(3) 安静にせずに普段通りの生活をしよう!
(4) 自分で治す!という意識を持とう!!
(5) ストレスをうまく解消し自分なりの元気度アップを工夫しよう!!

としてまとめ、勇気づけが腰痛患者に効果があることを補足されました。

アドラー心理学ゼミナール 開催史上最大の30人の受講者も大いに納得した講座でした。


午後はカウンセリング演習
前半の14:00~15:30は、私が担当して「アドラー派のグループ・カウンセリング」を行いましたが、1時間半はきつかったです。
ただ、27人もご参加いただいたのはうれしかったです。


夜は、場所をヒューマン・ギルドから香港酒家に移し、新年会。
参加者は30人。

途中、鈴木正昭さんのリードによるじゃんけんゲームも行われ、勝ち抜いた8人の方に本を差し上げました。

 

 とても楽しい夕べで、今年の幸先の良いスタートになった感じでした。


ゼミナールの講師の高橋直子さん、講座や新年会にご参加の方々に深くお礼申し上げます。

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(1月5日)も家でしっかり仕事をこなしていました。

アドラー心理学ベーシック・コース 1月12日(土)から開催

「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」集中コース 1月19日(土)、20日(日)開催

の申し込みが続々と入ってきています。
お申し込みの方には、私から1人ひとりお礼のメールをお送りしました。
このペースだと、両講座とも「満員御礼」となりそうです。

正月早々ありがたいことです。


さて、今日から ― いつものように飛び飛びになりますが ― 「優しさ」をテーマにブログを展開します。
皆様と一緒に考えるきっかけになれば幸いです。 

さて、昨年のある新聞の人生相談欄に30歳代後半の男性から次のような相談が掲載されていました。

10年近く連れ添った妻から

「あなたは冷たすぎる。人の気持ちが全然わかっていない」

との理由で離婚を切り出されました。

自分は、妻の意向を尊重して自分な理に優しくしてきたつもりでも、妻から出てきた言葉は

寂しかった」

の一言。

周囲の人たちは「いい夫」「いいパパ」と言ってくれるのですが、肝心の妻は私の良さをわかってくれません。

そもそも優しさとは何でしょうか?
そして、優しさを持った男を目指すには、どうすればいいでしょうか?

さて、あなたはこんな男性の人生相談にどう答えるでしょうか?

女性の立場、男性の立場でそれぞれどう受け止めますか?

<お目休めコーナー> 1月の草木(3)

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(1月4日)は、今年初めてヒューマン・ギルドのオフィスに出かけ、年賀状を読んだり、講座の受付簿の記入などを行ってきました。

1月開催の次の催しのそれぞれにお客様がたくさんお越しいただけるようでうれしいです。

アドラー心理学ゼミナール  1月6日(日)

カウンセリング演習 1月6日(日)
(前半の1時間半で「アドラー派のグループ・カウンセリング」)

新年会 1月6日(日)

アドラー心理学ベーシック・コース 1月12日(土)から開催

「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」集中コース 1月19日(土)、20日(日)開催


話は変わって、健康に関する話題です。

私の今年の大きな課題は、自分の健康としっかり向き合い克服することです。

昨日は、かかりつけのクリニックに行ってきました。
来週は、人間ドックの結果で思わしくなかった件で再検査を受け、徹底的に健康回復に取り組むつもりです。

ところで、昨年の12月から睡眠時に心がけようと始めたものがあります。

いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因となる口呼吸を止め、鼻呼吸を促進するために「ネルネル」(下の写真)を使い始めたことです。

 

ついでながら、下に写っているのは、鼻腔を広げるツールです。

思えば、積年のいびきとの格闘の物語が終わろうとしているのです。

ここからしばし回顧談。

サラリーマンの頃です。

社内でいびきナンバー・ワンと言われた青木さん(当時は大阪支社長)と不幸にも旅先の日本旅館で同室になる悲劇に見舞われました。

青木さんのいびきに悩まされないようにと、私は日本酒をたらふく飲み、青木さんより先に眠りについたようです。

気が付いたら夜が明けていました。
隣に敷かれたはずの青木さんのふとんがありません。

ふすまを隔てた窓際(内廊下)に青木さんが寝ていました。

「あ、そうだ。青木さんは、私に迷惑をかけないようにと、こんなところに場所を移してくれたのだ」
と思い込んでいました。

青木さんが起きて曰く。
「あんたのいびきがうるさくて眠れへんかった!」


ここ20数年の犠牲者はカミさんです。

ダイエットとお酒を減らしたことによって、いびきの頻度と程度は低下したものの、なくなったわけではありません。
これに睡眠時無呼吸の懸念が加わって、夜中につつかれることがよくありました。


ネルネルに話を戻します。

使い始めて1か月を超えますが、なかなか快適です。
カミさんからも肯定的なフィードバックを受けています(難点は、テープを貼ったらしゃべれなくなること)。

鼻呼吸がしっかり習慣化するまで続けます。

ネルネル 21回用 (口閉じテープ)
三晴社
三晴社


口呼吸の弊害はこちらの過去ブログをご

2012年3月23日付けブログ 身体と向き合った1週間

◎「口呼吸で病気を防ぐ」を知るには こちら

睡眠時無呼吸症候群に関しては、この下を

2008年5月31日付けブログ 睡眠時無呼吸症候群(1)

2008年6月4日付けブログ  睡眠時無呼吸症候群(2)

2008年6月5日付けブログ  睡眠時無呼吸症候群(3)

睡眠不足とメタボとの関係はこちらを

2012年3月28日付けブログ 睡眠不足はメタボを招く?!


<お目休めコーナー> 1月の草木(2)

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(1月3日)は仕事三昧。
家を一歩も出ずに、主に1月6日(日)のカウンセリング演習の前半(14:00~15:30)に行う

アドラー派のグループ・カウンセリング

の資料作りに励んでいました。

我ながらよくやった、と思えるほどの出来映えになりました。

 

じっくりやれば6時間ほどかかる内容を1時間半でこなします。


さて、「1月のヒューマン・ギルド」シリーズの3回目は

新年会開催!

のお知らせです。

1月6日(日)の アドラー心理学ゼミナールカウンセリング演習 が新春第一弾の講座となります。
講座終了後に新年早々の新年会を開催いたします。

新年会のみの参加でも大丈夫です。ご予約をお待ちいたしております。

日時 2013年1月6日(日)17:30~

場所 香港酒家 電話:03-3260-0980
  東京都新宿区天神町63 ライオンズマンション神楽坂第5-1階
(場所がわからない方は、ヒューマン・ギルドに17:00に集合するか、お問い合わせ下さい)。   

*ヒューマン・ギルドで借り切ります。
昨年末の段階でもうすでに20人を超える人たちがお申し込みです。
アトラクションもあります。

会費 3,000円(当日集金)

※ベーシック・コース、SMILE、アドラー・カウンセラー養成講座などの同級生の仲間とお誘い合わせの上一緒にお越しください。参加を希望される方は、FAXかメールで必ずご予約ください。
FAX 03-3235-6625 メールinfo@hgld.co.jp

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(1月2日)は、毎年の行事として家族3人で私の実家(栃木県鹿沼市)に行ってきました。

大学4年生の息子は、お年玉をもらう最後の年になります。

私の3人の兄とも会えました。

しみじみとこの人たちを兄にできてよかった、と思いました。

 
私は、今日が実質的な仕事始め。
会社には出勤しませんが、家でいつも以上に仕事をします。
何せ、出版の準備の仕事があります。


さて、「1月のヒューマン・ギルド」の2回目は、1月6日(日)開催のカウンセリング演習の中で、前半の1時間半で行う

アドラー派のグループ・カウンセリング

について。

アドラー・カウンセラー養成講座を終えていなくとも、アドラー心理学ベーシック・コースを修了されている人ならば参加可能としました。

次の概要で行います。

日 時:1/6(日)14:00~15:30
会 場:ヒューマン・ギルド研修室
講 師:岩井俊憲
受講料:3,150円(税込み、資料付き)

キッカケとなったのは、次のお勉強体験でした。

2012年11月3日付けブログ 
日本産業カウンセリング学会でグループ・カウンセリングのお勉強  

そこでは、グループ・カウンセリングについて次のような定義がなされていました。

グループ・カウンセリングとは、自己成長を目指す、あるいは問題・悩みを持つ複数の対象者に対し、1人または複数のグループ担当者が言語的コミュニケーション、活動、人間関係、集団内相互作用などを通して心理的に援助していく営みである。
 
*野島一彦:跡見学園女子大学教授

その時「アドラー派だったらどうするか?」という思いが強く残り、実行してみたくなったのです。

カウンセリング演習の一部を門戸開放するのは初めてですし、今後もめったにないですので、カウンセリングを学ぶ仲間と一緒に研鑚を深めてみませんか?

 とりわけこの日は、11:00~13:00開催の アドラー心理学ゼミナール にこのグループ・カウンセリングが続き、お友達とご近所をお茶している後に17:30開催の新年会に足を運べますので、新年のお勉強のスタートとしてください。

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今年の本格的なブログは、本日がスタートです。
毎日更新を続けるつもりですので、今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、カナダのモントリオールのペルグリーノ博士から新年のメッセージが届きましたので、私なりに翻訳してご紹介します。

日本でアドラー心理学を学ぶ仲間たち、友人、受講生の皆様へ

新年明けましておめでとうございます。

2013年が愛の恵みに満たされた皆様にとって、健康に恵まれ、喜びを謳歌し、安らぎが続き、最大限の繁栄がもたらされる年になりますよう祈念しております。

ジョセフ

Happy New Year To All My Japanese Adlerian Relatives, Adlerian Friends and Adlerian Pupils!!!

May the year 2013 be a year of good health, great joy, continued peace, and immense prosperity
for you and all your loved ones.

Joseph


(昨年7~8月の来日時に)

ペルグリーノ博士は、今年も7月末から8月上旬にかけて来日、名古屋・仙台・東京でワークショップをご指導いただくことになっています。


さて、1月のヒューマン・ギルドの企画を4回ほどにわたってお伝えします。

今年は、年初から突っ走ります。

第1回目は、1月6日(日)の11:00~13:00に開催する アドラー心理学ゼミナール についてです。

高橋直子さんグリーンライトネットワーク 代表)のご担当で

「心と体のつながり-大きな二つの体のメッセージを乗り越えて」

です。

講師の高橋直子さんから

「ご自分が腰痛で悩まれているとか、ご家族に腰痛の方がおられるとか、治療がうまくいかないなど、薬を飲んでもなかなか改善しない不定愁訴をお持ちの方に、アドラー心理学の勇気づけが薬や治療よりもストレス症状に効く、いうことを絡めて喜んでいただける内容にしたいと存じます」

との趣旨の、腰痛をメインに、今の治療と、患者として知っておきたいことをお伝えいただきます。


(写真の中央が12月24日の講座での高橋直子さん)

◆概要は次のとおりです。

日時:1月6日(日)11:00~13:00

場所:ヒューマン・ギルド研修室

料金:2,100円(税込み、資料付き)

申し込み:年始のためヒューマン・ギルドに次のどれかで

メール:info@hgld.co.jp

ファックス:03-3235-6625

ホームページの申し込みフォーム:http://www.hgld.co.jp/event/view/173 

*人気講座のためすでにかなりの方がお申し込みです。
お申込みはお早めに。

*2/3(日)は千村晃さん(精神科医)担当で「メンタル美人-薬以外の方法で」、3/20(水・祝)は長妻眞智子さんのご担当で「勇気づけの教育で心が育つ~みるみる変わる子ども達~小学校での実践」がアドラー心理学ゼミナールの予定です。

<お目休めコーナー> 1月の草木(1)

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