「東慶寺」境内の宿り木?「風ラン」かな?と思いましたが、ホントは分かりません・・・スミマセン。
鎌倉で調達したいものがあったので、どうせ行くならと、友人を誘ったところ、即答で、「行く」と乗って来た。
「東慶寺の水月観音を見たい」という希望で、早速に、ネット検索したところ、予約が必要とある。
で、電車の都合やら何やら考えて、午後2時30分に予約した。
のんびり出発し、現地で昼食を取っても良いし・・・と、それを友人に知らせたところ、「横須賀に運慶の仏像があるので、そこを先に見たい」と言う。
時間さえ大丈夫なら、それも良し・・・と、三島発8:33に乗車して、まず、横須賀に向かった。
横須賀駅に着いてから、さて、どっちに向けばいいのと、友人が持って来たガイドブックを調べて貰うと、徒歩15分だという。
歩いても良いけれど、なにせ、真夏のような暑さだし、友人も車に乗る人だから足も心配だったので、タクシーで行くことにした。
お寺の名前を言っても、運転手さんは分からないようで、結局、住所をナビにインプットして向かった。
行けども行けども姿(お寺)は見えず、どの位走ったのか(料金は3700円くらいだったかな)、漸く、目的の寺に到着した。
徒歩15分というのは、一体どこからだったのか・・・
いやいや、見たい会いたいと、何とまぁ、遠くに来たものだと思いながら、寺に拝観を申し入れると、予約が必要で、今日はダメだと言われてしまった。
無理強いはしたくないから、すぐ、バスで逗子駅に向かう。
友人は、「私がよく調べなかったから悪かったのだ、無駄足させてゴメンね」と頻りに謝るが、私は「ゼンゼン、全く、構わないよ。今日は、横須賀をドライブ出来たから、それも楽しかったしね」と答えた。
でも、そのお詫びにと、その後の経費(昼食は除く)を、一切、友人が支払ってくれたのだ・・・こちらの方こそ申し訳ない気持ちなのに。
私は、用意周到は好みでないし、ま、旅でのハプニングは、あっても当然と思い、それを楽しむ事に代えてしまうのが得意だから、何の不満も無い。
が、友人の気持ちは、素直に受け取った。
本日の主目的 東慶寺水月堂 「水月観音菩薩半跏像」・・・東慶寺絵葉書から転載
そんな出だしだったが、再び電車で「逗子」から「鎌倉」に、「鎌倉」からは「小町通り(私の用事のため)」「昼食(ビール付)」「東慶寺」「円覚寺」と徒歩で回り「北鎌倉」に、そして、横須賀線、東海道線と乗り継いで、「三島」に戻ったのが午後5時半。
私は帰宅制限時間が無いし、友人も、今日は炊事当番がいるからというので、友人お勧めの「蕎麦店」で、夕食(これも奢りで)をとった。
「天蕎麦とビール(今日は2杯目)」
遠出した割には、のんびりと出来た1日で、こんな鎌倉の楽しみ方も面白いよね・・・と、友人と語り合った次第で・・・友人は80歳を超えている。
さすがの私も、負けを認めざるを得ない程の、バイタリティの持ち主である。
同じく「東慶寺」の切り通しに群生する「岩タバコ」・・・蕾はたくさん見えますが、開花するのには、まだ時間がかかりそうです。