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その北海道の自衛軍は、九州での幻獣戦の際も、東京でのクーデターの際も、東北でのシベリアの王の軍勢の戦いの際にも動かなかった。日本の産業拠点である北海道を守るという大義名分のもとに一歩も、一兵たりとて動かさなかった。
そして、極東での幻獣戦に決着がついた今、北海道は静かに動き出そうとしていた。東京から反逆者として逃亡した樺山が潜伏したのは札幌。北海道はまた軍需産業である樺山の拠点でもあった……。
えっと、ひとことでいえば、デストピア篇。アイドレス的に言うなら、「あっ、ちょっと目を離した隙に、設定国民がとんでもないことをしてる! とりあえず質疑で状況を把握しつつ……ああっ、もうr:実行で現地調査しないと何もわからない!(>_<)」といった感じ。なんか、もう、ガンバレ!としか言えません。
単に目の前の正体不明な怪物を倒せば良い戦いではなくなっていて、敵も味方も同じ人間で、戦争というより政争で、さらにいえば謀略戦で、レギュラーメンバーはみんな戦争神経症との境目をうろうろしているし、研究者は人間をやめてるし、読んでいても息抜き部分が少なくなっていて辛いですね。面白いけど、(ちらりと言及のあった)黒い月までこんな感じが続くのかな……。
【ガンパレード・マーチ2K】【北海道独立】【榊涼介】【きむらじゅんこ】【セバスチャン】【多脚戦車】