『あ、自分から話すんだ!?』
異常な愛情や性癖を持つ、老若男女怪人妖怪の登場する『デュラララ!!』のシリーズだけれども、折原臨也というキャラがいなければ、9巻も続いて未だ終わる気配が見えないなどありえない。たぶん5巻くらいで大団円を迎えていたはずだ。なんというか、「**の革命の黒幕はCIAだ」とか「アメリカ軍は宇宙人の死体を隠している」というようなことを実際にすべて1人でやっている、<一人陰謀論>みたいなキャラクター。
そういう、みんなの嫌われ者であり、トラブルメイカーにしてキングメイカーでありながら、頭も良いし要領も良いし、またみんなに必要とされる存在であり続けるためになかなか退場しない。なんというか、ヨブ・トリューニヒトの件みたいに後先考えない人間に通り魔的にやられるしかないだろうなと思います(でも、こいつは死なない……)。
そんな臨也が主役となって、折原3兄妹を中心に臨也の過去と現在が語られるアレコレ。すべての人間に興味があり観察したいという臨也と、人間に興味のない新羅の中学時代とか。
ただ、あまりに“そういうキャラ”ということが周知されてしまったために、こいつがどんなに窮地に陥っても「どうせ、みんなこいつの手のひらの上で踊っているだけなんだろうなあ」と思ってしまうので、緊迫感も期待感もあまり無し。逆「水戸黄門」とか、よくも悪くもそんな感じ。
でも、今回の表紙イラストはなんかいいよね?
【デュラララ!!×9】【成田良悟】【コイン】【食虫植物】【モンハン】【水着】
異常な愛情や性癖を持つ、老若男女怪人妖怪の登場する『デュラララ!!』のシリーズだけれども、折原臨也というキャラがいなければ、9巻も続いて未だ終わる気配が見えないなどありえない。たぶん5巻くらいで大団円を迎えていたはずだ。なんというか、「**の革命の黒幕はCIAだ」とか「アメリカ軍は宇宙人の死体を隠している」というようなことを実際にすべて1人でやっている、<一人陰謀論>みたいなキャラクター。
そういう、みんなの嫌われ者であり、トラブルメイカーにしてキングメイカーでありながら、頭も良いし要領も良いし、またみんなに必要とされる存在であり続けるためになかなか退場しない。なんというか、ヨブ・トリューニヒトの件みたいに後先考えない人間に通り魔的にやられるしかないだろうなと思います(でも、こいつは死なない……)。
そんな臨也が主役となって、折原3兄妹を中心に臨也の過去と現在が語られるアレコレ。すべての人間に興味があり観察したいという臨也と、人間に興味のない新羅の中学時代とか。
ただ、あまりに“そういうキャラ”ということが周知されてしまったために、こいつがどんなに窮地に陥っても「どうせ、みんなこいつの手のひらの上で踊っているだけなんだろうなあ」と思ってしまうので、緊迫感も期待感もあまり無し。逆「水戸黄門」とか、よくも悪くもそんな感じ。
でも、今回の表紙イラストはなんかいいよね?
【デュラララ!!×9】【成田良悟】【コイン】【食虫植物】【モンハン】【水着】