最後の戦いから20年あまりが経過した昭和101年の夏。
戦争の決着がどうついたのかは不明だが、地上には暴走した機械兵以外の姿はほとんどなく、廃墟と化した尽天の街では冷凍睡眠から回復した50人あまりが外部との連絡をとろうと街の探索を続けていた。
だが、街からの出口には、八洲軍最強の兵器“鬼虫”が今なお封鎖を続けており、何者も出入りできない状況にあった……。
太平洋戦争当時の雰囲気で、暴走した無人兵器や独自判断で戦闘を継続する戦略兵器たちの戦いを、戦災孤児であり置屋に売られた少女・叶葉と戦闘兵器“蜂”の交流を通じて語られます。
書店員さんの「評判が良いです」の言葉で購入。確かに面白い。語られる物語は「大きな戦争が終わった後も戦い続ける兵器と無垢な少女との交流」という枠組みで、ファンタジーの異世界でも未来の宇宙でも置き換えできるのだけれど、この昭和初期のテイストにかなり引っ張られてます。
【エスケヱプ・スピヰド】【九岡望】【吟】【電撃文庫】【第18回電撃小説大賞<大賞>】【閉じられた町を舞台に、最強の兵器たちが繰り広げるノンストップ・アクション】【主従の契約】【ナノマシン】【蜻蛉】
戦争の決着がどうついたのかは不明だが、地上には暴走した機械兵以外の姿はほとんどなく、廃墟と化した尽天の街では冷凍睡眠から回復した50人あまりが外部との連絡をとろうと街の探索を続けていた。
だが、街からの出口には、八洲軍最強の兵器“鬼虫”が今なお封鎖を続けており、何者も出入りできない状況にあった……。
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