「目指すはレクター博士ですから」アイドルなみの清純派と思われていた遅野井愛友は、女子高生探偵を目指すのだと宣言してガッツポーズを決めた。
親の七光りで、専門でもない英語の講師として有名女子校に務めることになった住吉ミツヲだったが、いつの間にか連続殺人事件の容疑者にされていた……。
街のあちこちに出没する「市民サーヴィス課臨時出張所」の窓口で、悩める市民の相談ごとを次々に解決していく公務員探偵と、大富豪探偵と、（未来の）女子高生探偵が交錯して事件に挑む長編ミステリ。
ついうっかり巻末から読み始めたら、森奈津子が盛り上がりすぎていろいろ解説というか内容紹介を書きすぎていて頭を抱えました。さすがにオチまで書いてませんが、わたしの脳内では浜村淳に変換されてます……。
女子高生探偵はなかなか良いキャラしてます。仕事しませんが。
代わりに動き回るのは、被害者から探偵から容疑者からなにからなにまでパワフルなおばさま、奥様方という感じです。
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