
国民的人気コメディアンにしてトーク番組司会者、エレン・デジェネレス。
アメリカ在住の映画評論家が、日本人にはあまり馴染みがないけれど、アメリカを動かし世界を変えていく現代の女性55人を紹介したもの。雑誌「anan」に掲載されたコラム記事に加筆したもので1つ1つのエピソードは短いけれど、登場するのは政治家から料理研究家まで。
「やっていいかどうか許しを得るよりは、やっちゃってから赦してもらうほうが簡単なんだから」
コンピュータの母にして「バグ」の最初の発見者、グレース・ホッパー海軍准将(最終)。
このセリフは最近よく聞くけれど、この人からなのね。
ペプシを立て直した天才経営者、インドラ・ヌーイ。「K-19」を監督し、骨太のアクション映画ばかり撮るキャスリン・ビグロー。女性初のビリオネラ、eBayを発展させたメグ・ホイットマン。その所有する遊園地ではキリストがパレードするという、キリスト教系メディアの帝国を築き上げたジャン・クラウチ。世界初の空軍司令官、マーガレット・ウッドワード。料理界のワンダーウーマン、アリス・ウォーターズ。電子出版で億万長者になったオタク作家、アマンダ・ホッキング。妊娠中ながらヤフーのCEOとして引き抜かれたGoogleの設立メンバー、マリッサ・メイヤー。難民キャンプ育ちの天文学者、ジェーン・ルー。歴代大統領11人に最前列から辛口の質問を続け、90歳になってイスラエル批判で記者協会を追放されたヘレン・トーマス……。
著者が映画評論家のせいか、女優やライターなど映画関係者がやや目立ちますが、多くは貧困から一代で這い上がってきた人々。成功したまま現在に至る女性もいれば、戦いはまだこれからの人もいますが、どの女性の生き方も魅力的です(さすがにタイガー・マザーはいかがなものかと思いますが)。
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