
『惑星提督グライムズ』の後日譚から始まり『惑星スパルタの反乱』の後日譚へ続きます。
女などというものは存在しない、万が一に生まれても奇形として処分されていた世界に再び女性が戻り、結果として社会体制が激変した世界で、グライムズに協力した男は最高権力者の地位に就いていたが、同時に妻の尻に敷かれていた……という身も蓋もない顛末。
この銀河辺境シリーズは、『宇宙戦艦ヤマト』のテレビ放映で燃え上がった「宇宙船同士が撃ち合うシーンもある、宇宙冒険小説は面白い!」というスペオペ熱を受け止めてくれたシリーズでもあるわけですが(『クラッシャー・ジョウ』はまだ巻数を重ねていなかった)、今あらためて考えると自分にとって「SFは絵だねえ」と体感させてくれた作品。
このシリーズの表紙イラストを並べるとわかるのですけれど、露出度の高い美女とかっこいいメカの組み合わせが中心なんだけれど、本当にバリエーションが豊かで眺めていて飽きません。女性の胸がいかにも鍛え上げられたようなものばかりなのがバリエーション不足といえなくもないかもしれませんが……。
【惑星スパルタふたたび】【銀河辺境シリーズ14】【A・B・チャンドラー】【加藤直之】【ハヤカワ文庫SF】【リム・ワールド】【シスター・スー】