「神の代理人を謳っても、その組織を運営するのが人である以上、結局人の思惑や思想が混じり合い、元の形から歪んで、変形する」それは仕方のないことだけど、教会に信は置けないとアイリス・ラーナ・アルメリア。
社交界追放や教会破門事件を乗り越えた令嬢アイリスだったが、その余波の後始末に終われる日々。
エドワード王子の心を射止め、自分を陥れた男爵令嬢ユーリが隣国の工作員ではないかと疑うアイリスだったが、そうすればいずれ戦争が起きる可能性も捨てきれない。
ならば、殺される覚悟を持って、相手を殺せと姫様は命じることができるのかと護衛のディダに問われ、答えられないアイリスは……。
ディーンの正体とユーリの性根がはっきりする３巻です。
王子の取りまき、ヴァンとドルッセンが再登場する、戦後処理編。
【公爵令嬢の嗜み３】【澪亜】【双葉はづき】【カドカワＢＯＯＫＳ】【ワーキングお嬢様の物語】【ゲーム世界転生】【破落戸】
