
さすがに紅顔の美少年とはいかず、それなりに強面で、年より老けて見えてはいたが、導師もかつては14歳の少年で、頭もパイナップルではなかった。
いずれはアームストロング伯爵家のために尽力する人生しか待ち受けておらず、そして跡取りとなる長男ではないのであれば、猶予ある限り『全力で外の世界を楽しむのである!』と母の墓標に誓いを立て、アームストロングは冒険者予備校の門を叩き、そこで相棒となる美少年ブルーノとその妹に出会うのだった……。
全編書き下ろしのヤング・アームストロング導師の回。
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