
アルヴィンの店「青薔薇骨董店」は、妖精と花がモチーフのものばかり。彼は伝承上の妖精に強い関心を寄せており、店は彼の蒐集品の陳列場所みたいになっていた。そこで看板娘としての指導を受け始めるのだが、労働階級の出身でありながらローザは既に上流階級の美しい言葉と所作を身につけていた……。
妖精の伝承が薄れた産業革命時代を舞台に、天涯孤独の労働者階級の娘と心を失った道楽者の物語。妖精にしか興味はなく、人の思考を見抜いても心は理解できない妖精店主アルヴィンを、人の心に気づいて寄り添えるローザがカバーして真実に辿り着くミステリー・ロマンスです。
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