「世界中の大人たちが、白亜にパンツ脱いでほしいと思っているのである」汐留白亜は天才である。
彼女のひらめきが生み出す論文や数式が、企業の技術革新を促し、世界経済を動かしているといって過言ではない。
しかし、今日の白亜はパンツを脱がない。
計算に夢中になると、いつの間にか素っ裸になってしまう白亜だが、公人たちが一泊旅行の遠足で庶民ランドに出かけて不在になって以来……。
もう、白亜を主人公にしてしまえば良いと思うよ。メインヒロインでも可。
前巻ほどのインパクトはないけれど、面白かったです。ただ、無理やりっぽい26話構成の章立てがイラっときました。超短編は好きだけれど、この26話に意味ないですよね（既に断片がこぼれ落ちているし……）。これくらい細かくしないと読み切れないくらい、読者層の平均的な読書レベルが落ちているとは思いたくないですが。
むしろシチュエーションが固まり、キャラクターが確立した今こそ、ルーチンな学校の話の枠を逸脱して、あれこれやってみて欲しいものです。
【俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件】【七月隆文】【閏月戈】【一迅社文庫】【ハートフル学園ラブコメ】【庶民ランド】【孫堅ゼミ】【カリオストロの城】【お風呂イベント】【ツンピュア】【女子会にいたる病】【なぞなぞ】
「自分が作ったものを喜んで食べてくれる人がいるのは幸福だ」
「そうだよ。ひどいんだよ世界ってのは。理不尽で混乱してて残酷で決してきれいなものじゃないし、いつだって白黒つかない」
『ドラキュラ紀元』で英国から逃れたドラキュラ伯爵だったが、ドイツ帝国に君臨し、世界大戦の引き金を引く。英仏連合軍の戦闘機乗りは果敢にドイツ軍戦闘機に挑むが、レッド・バロン率いる吸血鬼部隊との空中戦では劣勢を強いられている。
「勇気を出しなさい。勇気があれば、人生で乗り切れない問題なんてありません」
「もがくためにはどうしたらいいのか、自分でとことん考えなければ答えは出てこない」
戦姫エレンが不在のブリューヌに、新たな敵が出現した。２万を超える軍勢のムオジネル軍が、南東の国境を突破して来たのだ。水面下では互いに争っているテナルディエ公爵とガヌロン公爵も、この危機には共に立ち向かわねばならないはずであった。
とりたてて取り柄のない高校１年生、降三世天命のクラスに突如として現れたのは、天命の許嫁と言い張る美少女だった。しかも大財閥である大威徳のお嬢さま。さらに小学５年生。
文化放送のアニメ＆ゲーム番組「マルチメディアカウントダウン」「こむちゃっとカウントダウン」の番組公式ブックにして、アニメソング17年の歴史をまとめた１冊。
これ、絶対に読者にタイトルを覚えてもらおうという気がないよね？
「世のなか、どう見られるかがすべてなのよ！」
卒業生たちが去り、新入生がやって来る。
「サディストはみんな、自分が普通っていいます」
生真面目すぎる古代ローマの浴場設計技師ルシウスは、新しい浴場のアイデアに悩んでいたが、浴槽の中に開いた穴から現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまい、そこで見聞きした風呂のアイデアを古代ローマに持ち込むのだが……。
「知っているか？ ジャ○ラックへの申請は、増刷がかかる度に更新しなくてはならないから意外と大変なのだという事を」
