料亭稲穂の角館物語

安全無添加食材の角館懐石「料亭稲穂」

冬の色々 干し柿

2007-12-21 14:46:58 | 角館の四季
みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今日のお天気は 雪のち曇り
最高気温 3度 最低気温 0度 少し暖かい朝でした

昨日とってもきれいな干し柿をいただきました
先日から木に採り残された柿の話
柿漬けがっこの話
こうなったら第3弾干し柿の話のしなければと
思い今日の題材に決めさせていただきました

11月の始め頃から、当店の2階座敷より
お隣のもの干し場(Kさん宅)が見えます。
その横にお隣のおばあちゃん(年齢はまだ70代なかば)が
毎年10本以上の干し柿をつるします
1本に8個くらいづつ吊るした中で
我が家へもおすそ分けをいただきます。
それを全部食べてから、「アッ!写真を撮っておけばよかった・・・」と
思っていたら、今回田沢湖近くのMさんよりいただいたので
写真にてアップしました

※干し柿の造り方
①雲然柿・庄内柿等柿の種類は問いません。
 それを上のへったと枝を着けたまま、クルクル皮をむきます
②そして大きな鍋にお湯を沸かし
 軽くゆでます。これはカビが生えにくくなるための殺菌だそうです
③そして70センチくらいのワラヒモに7センチおき位に
 枝の部分を差し込みます。
④あとは風通しの良いところにしばらく干します
⑤柔らかいのが好きな人は時々もんであげるそうです。
⑥固めが好きな人はそのままにしておくそうです。

先日もお話をしましたが、そのような作業をするお年寄りもいなくて
皮をむくの面倒だし、雪の中ぶら下がった柿があちこちで
見受けられます。お客様のなかではもったいないですね・・・
なんておっしゃる方もいます。
と考えながら、私は今日もいただいた歩干し柿を
ムシャムシャ食べております
ごちそうさまでした
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする