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さて今日のニュースは

解散・衆院選挙

2008-11-02 09:56:14 | Weblog
麻生首相は臨時国会開催後、冒頭で解散総選挙を目論見み世間もそう見ていた様ですが、
期待に外れずるずるとずれ込みその間に、米国発の金融危機が勃発どうにも
身動きの出来ない事態になってしまいました。
総選挙より景気経済対策優先の声でとうとう総選挙年内先送りが常識となってしまいました。
麻生首相には絶対的権限である解散権を持っています。
処が、これを使われては困る自民党一部の幹部が影で動いてこの様な事態になった
のではないかと云われて居ます。
勿論内閣支持率が思った様に伸びなかった事もあるが、自民党が総選挙した場合に
どれだけ当選できるかと云う内部調査が一番の決め手だと云われて居ます。
当選すれすれの候補者を入れても半数が当選で出来るかと言う厳しいものだった。
みすみす負けると判って居る選挙は出来れば避けたい自民党の考えも判るが、
国民にとっては、国政を任せられるか否かを問う選挙ですので、自民党の事情で
選挙を左右されたくはないと云うのが本音です。
今云われて居る金融危機の真っ最中に選挙なぞと云う言葉は少なくとも言い訳に
しか取れません。
現にこの金融危機、真っ最中に米国は大事な大統領選をやっています。
大統領が決まっても、来年1月までは就任できません。全くのブランク状態が続くのです。
世界の中では現にニュージランドで選挙をやって居ると言う。
日本までが選挙に明け暮れるのはおかしいと云うが、この金融危機や経済不況は今直ぐ解決出来るものではありません。
少なくとも3年~4年の期間がないと解決出来ないだろうと云うのが大凡の予想
です。
今日本は焦って兎に角火の手が上がらないない様にと、アチコチにバラマキを
やって居ます。
一時的痛み止めと心理的効果はあろうかと思いますが、根本的解決には程遠い施策
だと思われてなりません。
27兆円もの追加経済対策ですので当然それなりの成果は期待出来ます。またそうなくてはなりません。
しかし止まらない円高株安景気後退等々・・問題山積して居る今日腰を据えて将来
100年の計画で動かねばならない大事な時です。
その為には本当に国民の信託を受けた政党が担当すべきだと思います。
世に言う民主党がこれに相応しいかどうかは国民が決める問題です。
私は今の民主党では真に国政を任せる事には一抹の不安感を禁じ得ません。
と云って全く無能とさえ云える現在の自民党幹部に操られる自民党が良いとは思えません。
私の考え方は、斬新な考え方を持つ若手の議員が中心になってこの國を動かして呉れたらと願う者です。
そう言った意味からもこの際思い切った解散総選挙で国民の民意を問い、長期的
視野に立った政策でこの困難な時代を乗り切って欲しいものです。
即解散。総選挙を実行して頂きたい。