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さて今日のニュースは

米中印3国時代

2008-11-22 10:59:08 | Weblog
米国CIA等で組織する米国の国家情報会議NICが2025年の世界情情勢や
日本の情勢について実に興味深い予測をしています。
今後20年間は米国中心の世界秩序が崩壊して新しい多極化時代を迎えるであろう。
そして新興国の代表として、中国インドが台頭し米国と覇を争う3国時代に
突入となるであろうと予測しています。
13億人と言う世界第一の人口の中国そして第2位が11億人のインドです。
第三位が米国の3億人、日本は10位の1億3千万人です。
現在世界の人口は66億6千万人と言われます。1分毎に140人。1日毎に  20万人が増え。1年間に6千万人が亡くなり、1億4千万人が生まれます。
恐らく2025年には80~90億人位になるのではと予測されています。
2000年から6億人増加して居る実績から予測してそれは可能な数字と云えます。
人口増は、即国家の最重要事項で国民のため、国家は存亡を賭けて覇を争うのは
当然の事です。
世界の富は現在欧米に偏り、特に米国中心に経済が動いていました。
その破綻の兆しが見えたのが、今回の世界経済危機ではないでしょうか?
世界の防衛体制にしても、世界の警察を自負する米国に振り回されて来ました。
しかしそれもイラク問題等で徐々に変化しています。
恐らく今後は此の3つの大国の思惑によって世界は動いて行くでしょう。
しかし旧ソ連邦のロシアの勢力は侮り難く、それとEUです。
此の3大国と色々ひっついたり離れたりで、ロシアやEUが案外キイーポイントになる事も考えられます。
この予測の中で一番気になるのが2025年の日本の情勢です。
日本は、米中印に挟まれた隙間で恐らく米中の経済や戦略に振り回されて苦慮するのではと予測して居る点です。
日本は少子高齢化時代を迎え政治経済システムは変革を遂げ自民党一党支配の時代は終わり新しい政治体制が出来るのではと予測しています。
また日中関係は現状維持か?反目か?日本が中国に急接近か?それとも米中大接近
してその流れに日本も追従するのか?色々なケースを想定しています。
米国は20年先を見据えて、将来の展望を見ています。
日本は本当に情けない。目の先の党利党略にうつつを抜かし長い将来の事に目を
向けて無い様に感じてなりません。
確かに消費税がどうのとか経済に関しては20年先を計画されて居る様ですが肝心の国家の行く末等についての展望はあるのでしょうか?