日々好日

さて今日のニュースは

黒人大統領誕生

2008-11-06 10:52:09 | Weblog
今日の新聞紙上は米国大統領に見事圧勝したバラクオバマ氏の記事が踊って居ます
黒人で初。47才。8年ぶりの民主党政権誕生。変革の旗手歴史を刻む等々・・・
アメリカの株価も今後の経済政策を期待して一挙に値を上げました。
日本もどうにか下落当時の半分程に値を戻したと言う。体したものです。
ブッシュ政権の横暴さに飽きていた、世界の指導者は一斉に祝福のコメントを
出しました。
これで果たしてイラク問題や東欧のMD配備問題や対ロシア関係の悪化。北朝鮮
核設備廃止問題。アフガン問題等々・・の世界の防衛体制問題が解決出来るか?
共和党は日本や韓国を軸にアジア政策を行ってきたが、民主党は恐らく中国を軸に
アジア政策を推進して行く方針の様で日本抜き韓国抜きの政策が今後出てくる恐れがあります。日米同盟関係は今まで通り不動のもので良いのか?
また共和党は日本の良き理解者として可成りの無理も聞いて呉れていた様ですが
民主党の政権になると可成りシビアな対応が予想されます。
対アフガンにしても、自衛隊の駐留を断りインド洋の給油活動で誤魔化していた
対テロ活動は今後、金の増額や自衛隊の投入の要請等を要求して来る恐れが多分にあります。
貿易にしても恐らく保護貿易的色彩が強い政策を推しだし、牛肉問題、米問題
農作物輸入問題も可成り厳しい要求が突きつけられる覚悟が必要ではないか?
また対米輸出一辺倒の日本の輸出状況の見直しを迫られる事態が来る恐れが有り
ます。
この世界金融危機により世界経済が世界恐慌の恐怖に曝されて居る現状で果たして
その元凶の発信元であるアメリカがどの様に収拾しようとして居るのだろうか?
最早米国一国ではどうにもならない状況になった居ます。
世界にどの様な協力を求める積もりか?そして日本には?
米国大統領として就任は来年1月ですが、世界の状況は待って呉れません。
オバマ氏がどれ程の力量の持ち主かいささか不透明な点が不安でもあるが、また
期待も持てる処でしょう。
兎に角、日本は対米国関係を見直す必要が出てきた事は、間違いない事実だと確信します。