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GDPの実質成長率予測

2008-11-19 11:14:54 | Weblog
我々シロウトにもGDPは国内で生産された、モノやサービスの付加価値の合計額の事を言うと理解出来ます。
外国で日本企業が稼いだ金額は含まないので、日本国内の生産活動を数字で表し 景気をはかる物差しになっています。
日本のGDPは大凡500兆円以上で今の処米国に次いで世界第2位です。
日本は国民一人当たり400万円を稼いで居る事になります。
急成長の中国は現時点で世界第4位ですが3位のドイツを抜いてやがて2025年には米国をも抜いてトップになるだろうと予測されています。
是を端的表す数字がGDPの指数で、物価指数の様なものです。
プラスになるとデフレがマイナスになるとインフレが心配されます。
今中国の名目GDPは二桁の指数の成長を続けて居ます。(今年の予想は9%です)
日本の高度成長期の名目GDPは二桁の成長で世界中をアット驚かしましたが今はその面影もなく、2007年日本の名目GDPは、マイナス0・8%と言う数値 でした。
世界金融危機による景気悪化で今年は何処まで下がるか心配です。
是とは別に実質GDPが昨年や前四半期に比べてどの位増減したかを表す数字を
GDPの経済成長率と云います。
是について与謝野経済財政担当相は09年も08年も現時点ではプラスになる可能性はないと厳しい認識を示しました。
今まで経済成長率は悪いなりにマイナスに転向した事は無く厳しい氷河期に這入る
のではとの予測の様です。
國が心配するのは景気後退で税収が減り國の財政悪化を懸念して居る様です。
國の財政悪化は直ちに私達の懐に直接響いて来ます。
私達は金も物も価値が無くなるインフレとデフレの同時進行のスタグフレィションの時代に生きる事になりそうです。
数値だけが全てで無いが、何か暗い未来が見えて来る様で恐ろしい。