日々好日

さて今日のニュースは

政権実績検証大会

2009-08-03 08:47:43 | Weblog
2005年に自民公明掲げたマニフェストの達成を検証する政権実績検証が「新しい日本をつくる国民会議」主催のもと、都内で開かれました。
同友会。全国知事会。連合。日本青年会議所。民間シンクタンク等9団体が参加し採点して評価結果を発表しました。
本来ならば、自民公明党が自主的に自己採点して国民に信を問うのが理屈の様に
思えますが、そんな常識が通る世界ではなさそうですのでやむを得ぬ事です。
政策と政権運営について各立場からの採点です。
まず政策についでの評価です。
歳入歳出の改革や社会保障制度改革は全て先送りとしながらも経済界は50点と 言う評価です。
2008年でマニフェストの進捗が止まり、今50%だとしながら、50~58点と評価する民間シンクタンク等が有りました。
是に対し連合等は貧困層の拡大で格差是正が為されてないと30点の厳しい評価でした。
日本青年会議所は拉致問題や外交で後退し46点の評価です。
経済危機を言い訳に過剰な政府介入やバラマキが横行を批判しながらも45点の
評価をする一方、スピーディーな景気刺激を評価するも財政再建に道筋が見えないと38点と言う可成り厳しい評価をした民間シンクタンクもありました。
次ぎに政権運営については小泉政権以後政権投げ出しで首相交代が続き相対的に
厳しい評価がなされました。
矢張りたらい回し政権に対し連合の評価は20点と言う最低評価です。
官僚の抵抗で分権改革の指導力がうかがえ無いとしながらも全国知事会は58点の
評価を下して居ます。
小泉政権後内閣主導型から与党主導型に政策決定権が移った事に不満の経済同友会
は35点とかなり厳しい評価です。
党や利害関係者の顔色を伺い政権運営で何回もぶれたとか、民意の信認を得てない
首相が変わり改革姿勢もその度変わり、国民との公約遵守の姿勢に乏しいと散々の
言われ様です。
特に麻生内閣は政権運営の限界に来ていると厳しい評価で相対的に30~45点の
評価が多い様です。
もし国民が付けるとなると、こんなもんじゃ済まされない、もっと厳しい採点に
間違いないと思います。
ただ100年に一度と言えわれる、世界経済危機の中で、曲がりなりにも、乗り越え、乗り越え様としている与党の姿勢は評価しても良いのではないでしょうか。
色々異論の方は多いと思いますが、私はこの評価は妥当な処と思います。
総合的に言うと今の与党は最悪だが、良くやって居ると言う処ですか。
オットこれは褒めすぎかな?