日々好日

さて今日のニュースは

空回りか党首討論

2009-08-13 07:19:18 | Weblog
「新しい日本を作る国民会議・21世紀臨調」主催の自民・民主党首討論会が都内
のホテルで開催され1時間半にわたり党首討論がなされました。
結論から言うと財源問題等で激論はあったが、國の将来のビジョンや国家像には 触れず仕舞いで、個別マニフェストの貶し合いで、国民が期待したものとはかけ離れた何か「もどかしい」と言うのが実感です。
是まで野党が攻撃し与党が守ると言うパターンでしたが、今回は自民の麻生首相が
財源や何回も修正する民主党のマニフェストを突き攻勢を掛けました。
これに対し鳩山代表は政権交代を要求し「霞が関体制」打破。ムダや予算の組み替えでこども手当や農村支援を訴え専ら守りに終止した感じでした。
論争の内容にについては麻生首相も鳩山代表も是まで述べられた事についての討論
で何ら真新しい進展はありませんでした。
麻生首相が「財源のないバラマキの民主党政策は無責任だ」と決め付けました。
鳩山代表は、自民公明の政策は「官僚主導で作られた政策で、天下り天国でムダが多い」官僚任せの政治打破を叫びました。
国民の関心の消費税増税と財源。景気と雇用問題はどちらかと言えば抽象論に終止
し、確とした回答はどちらからも得られません。
中福祉中負担のため、2年間景気回復に努め消費税増税をお願いするとする麻生首相に対し、
鳩山代表は消費税を今上げる理由がない4年間は増税しない。
是に対しては国民皆考え方が異なるでしょう。
國の財政の事考えないと増税反対で済みます。
しかし毎年1兆円の社会福祉費が増加している現実を考えると、年金や医療体制が
やがて崩壊し國の存亡に関わる可能性があると言う事を考えるべきではないか?
野党が言う福祉国家は大変結構ですが、その為には我々の負担も大切です。
今問題は折角我々が負担しても、それが有効に運用されず、白ネズミに食い荒らされて居る事が問題です。
野党の言う今増税しないと言う説も一利あります。
また与党の増税説には国民を納得させる理由が必要です。
その点がどうもアヤフヤなのが気に掛かります。
いずれ是を判断するのは国民です。
出来るだけ多くの賛否の意思表示がある事を望みます。