与謝野氏等いよいよ新党結成か？

自民党執行部批判の急先鋒の与謝野元財務相と園田元幹事長代理はいよいよ新党結成に
踏み切り自民党と決別する意向と言う事が判明しました。

かって自民党を造反離別した渡辺喜美元行革相は、田中元首相がよく言って居たと言う　
「池から出ると鯉は干からびるぞ」の警告を無視して飛び出ました。

現在誰とも手を組まず「みんなの党」を結成して頑張って居る様ですが所詮アブクでしか
無くなって居る様に思えてなりません。

今回の動きも同じ様な経緯をたどる可能性が無きにしもあらずです。

いずれにしても谷垣総裁の求心力は半減する事には間違いありません。

与謝野議員と園田議員は、自民党を離党し郵政民営化反対を最後まで突き貫しました
平沼元経産相と新党構想について話し合いを行ったと言う。

又この席には平沼議員と親交のある藤井元運輸相も参加したが今の処この四人が新党結成
するか其処まで話しは進んで居ない様ですが、与謝野氏側はばらばらよりまとまった方が
良いのではとの意見も出たとの事。

政策通で高い経済理念を持つと言われる緻密な与謝野氏が現在の自民党の現状に嫌気が
さしての新党結成の動きと見られて居ます。

先日新党結成の礎になるのだと大きな事を言って離党した鳩山元内務相は回りから無視
され相手にして貰えなかったが、これがどう動くか？
与謝野氏とは理念も性格も水と油でちょつと考え難い事ですがもしかしてとの可能性も
無いわけではなさそうです。

処でもう一方の新党結成の旗頭である桝添元厚労相が果たしてどう動くか？
こちらも独善で一人よがりの傾向があって回りとの協調にイマイチの感があり問題を抱えて
居そうです。

この様な事態になると折角力を合わせ参院選で民主党過半数獲得阻止しようと言う谷垣総裁
や執行部の思惑は外れ自民党が支離滅裂に分解する恐れさえ出てきました。

民主党政権にとっては自民党が自滅の道を選んで呉れる事は大歓迎です。

自民党内の内紛は、所詮コップの中の嵐とも言えますが、日本政治にとっては是が政界編成
の引き金になる可能性を持った動きにも見えますので、注目して行きたいと思います。