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民主政権の政治主導は新たな縦割り誕生か

2010-04-17 09:01:30 | Weblog
有識者による「新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)」は現在民主党政権の
政治主導のあり方について厳しい提言を行いました。

現在の鳩山政権は内閣の統制が効いてないので、てんでんバラバラでそれぞれが勝手に
動き一人歩きをして新たな縦割りシステムを作り出して居ると厳しい評価を下しました。

首相の発言に閣内から反対の発言は日常茶飯事で、纏めるべき官房長官にさえ相談なしに
各大臣が政策等発表す、政務三役がまた否定したりひっちゃかめっちかの状況と言えます。

日替わりで政策の変更は当たり前で、閣議もへったくれもあったものでなく、首相に了解を
とったからと重大な政策を平気で発表し物議を醸した何処かの大臣が居たりして居ます。

これに対し現在鳩山政権は各大臣や政務三役に対し内閣の統制が効いて居ない。
国民は鳩山首相の指導力に疑問を持つ深刻な事態にあると結論ずけて居ます。

是には未熟さと準備不足・調整不足が指摘されるとして居ます。

首相は物事を決める手順と場を整えて最後に的確な判断を下すべきと提言しています。

又政策の発議・討議・調整の場を閣議や閣僚委員会とし、是を無視した政策の発表は
あってはならないと厳に戒めています。

民主政権は政策の一元化で、民主党は小沢幹事長に、内閣は鳩山首相にと言う二元化の
すみわけシステムを取って居ますが、実際は小沢幹事長に権力が集中し鳩山政権は
傀儡政権の様子さえ見える昨今です。

この事が今の鳩山政権運営のネックになっては居ないか?

各自が思い切った発想で新しい政策を実施する事は大事な事ですが、あくまで内閣として
動くのが理と言うものではないか。

どうも民主党の大臣は色気が多すぎてスタンドプレーが多い様に思えてなりません。
確かに目色の変わった政策が次々と打ち出されて行きますがどれも調整不足でまずは
走り出せの類が多い様に思えてなりません。

オット是は私の独断取り消します。

今度の提言には民主党のマニフェストにもっと国民の意見を取り入れ見直しを迫って居ます。

また政治資金規正法に関しては政治資金団体を管理する「選挙・政治資金委員会」の設立や
現在政治家が有する複数の政治団体の一元化も併せて提起しています。