事業仕分け第２弾２３日より

行政刷新会議が行う「業務仕分け第２弾」がいよいよ来る２３日より４日間開催されます。

今回は独立行政法人や公益法人がターゲットで現在各省庁所管の１０４ある行政法人
のうち５４法人が実施して居る１２７事業の公益法人等に絞り込んで居ます。

１２７事業の国費投入額は２００８年度で判明した分だけでも２兆３６４２億円とされる。

対象法人数が多いのは文科省で１６法人。宇宙航空研究開発機構や日本原子力研究
開発機構も含まれます。

国費投入額が多いのは国交省で１兆２６２７億円。経産省。農水省と続くが外務省と
内閣府の金額は不明です。

なお単一法人で最も国費投入額が多い住宅金融支援機構は３事業で約８９５６億円です。
そして民間銀行等との重複が疑われ候補に挙がったとの事です。

また都市再生機構も賃貸住宅等事業の１３１１５億円も候補に挙がって居ます。

行政刷新会議担当相や国会議員議員の仕分け人が更に精査して２０日に開く刷新会議
で対象を正式決定します。

なお今回９５名もの１年新人議員を調査員に抜てきして公益法人の絞り込みに当たらせ　　
その結果が１２日までに提出されます。

是も行政刷新会議で「業務仕分けの」の対象にするか決められます。

なお今回の「仕分け人」は社民党から１名入り８名となります。

構成は下記の通りです。

衆院議員５名　菊田。田嶋。津川。寺田議員。それに社民党の中島議員の各議員です。

参院議員３名　尾立。蓮ほう議員それに前回に引き続き国民新党の亀井亜紀子議員です。

立ち上がれ日本いよいよ明日旗あげ

今の自民党執行部では駄目だと自民党を離党し与謝野元財務相。園田元自民党幹事長
代理等が平沼元経産相と新党結成を目指し会合を重ねて居ました。

いよいよ明日１０日旗揚げする事が決まり党名は「たちあがれ日本」党と呼称し、
与謝野氏と同格で代表は平沼氏が就く事を確認した。

メンバーは５名。平沼。与謝野。園田。藤井元運輸相。それに中川参院議員で支援者に
石原東京都知事が加わると言う。

新党の基本方針や綱領の概要を下記の通り固めました。

持続可能な社会保障制度構築を目指し「中福祉・中負担」の国家像を打ち出す。
経済成長を図りながら財政再建の両立を図る。
消費税を含めた税制の抜本改革断行する。
自主憲法制定を行う。
郵政改革への対応では全国一律サービス堅持する事で合意する。

経済成長優先の平沼氏と財政財政再建重点の与謝野氏と何処まで擦り合わせが出来るか
注目する処です。

消費税問題でも健全財政のためには一刻も早い値上げを主張する与謝野氏と、経済成長優先
で消費税値上げには消極的な平沼氏何処で折り合うか？

又自主憲法制定を主張するタカ派の平沼氏と柔軟路線の与謝野氏これも注目すべき事です。

が何と言っても郵政民営化反対で自説をつき通し屈服しなかった平沼氏と一方小泉元首相の
構造改革の旗振りで強固に郵政民営化を断行した与謝野氏果たして上手く遣って行ける
のか、はなはだ疑問です。

基本的政策の「中福祉・中負担」は前の麻生内閣の路線でもあった。
小さな政府が良いか？大きな政府が良いか？これは今の民主党政権でも両論が拮抗して居る
と言われます。

時代に合った政策をするか、将来を考え大規模な政策をするかそれは大きな賭でも有ります。

世論調査ではこの新党に７４%が殆ど期待しないとの回答が有ったと言う。

又新党結成の理由が民主党の参院選完全勝利の阻止と言う何か小さい理由とか漏れ聞こえ　
これでは自民党の亜流で存在理由がハッキリしないと言うのが国民の偽らざる本音です。

理念も政策もまるで正反対の政治家同士の烏合の衆の集団でしかないのでは？
いずれ消えるアブクではとの懸念がしてならぬ。

この新党「立ち上がれ日本」が新たな起爆剤になりうるかは今後の活躍の如何に掛かって
居ると思います。