日々好日

さて今日のニュースは

事業仕分け前半終了す

2010-04-29 13:27:30 | Weblog
先週23日より開始された行政刷新会議の事業仕分け第2弾は昨日までで前半が終了した。

47法人149事業を仕分けして34事業を廃止としました。
廃止された34事業に09年投入された国費は619億円だったと言う。

また縮減された事業は51事業でした。、
しかし返納や縮減規模まで踏み込んでないので、削減効果不明との事です。

国鉄精算業務の利益剰余金1兆3500億円等資産の国庫返納の判定が16件あった。

前回の様に前の麻生政権の補正予算を3兆円削減と言う見せ場もなく比較的に仕分け人も
居丈高に喧嘩腰を改め下手(したで)に質問した関係で盛り上がりに欠けた感じもします。

それに検察審査会が小沢幹事長を起訴相当と決議したニュース等が飛び込んできて少し
色あせた感じになりました。

しかし会場には4日間で3200人もの人が詰めかけじっと固唾を呑んで見守って居た。
ネット配信では少なくとも30万人もの人がかじりつき書き込みをして居ます。

参院選目当ての政治ショーとか余り評判はよくない様ですが、国民的関心度は抜群であった
様です。

但し感想は甘すぎる、追求不足でイライラするとか結構不満の人が多かったらしい。

この事業仕分けの結果については法的拘束力は持ちません。

だが政府は後半の公益法人の仕分けと併せて6月にも独立法人の統廃合を含む改革案を纏
める方針だと言う事です。

さて何処までこの業務仕分けの結果が残せるか、むしろそちらの方が大変気になります。

なお仕分け対象事業数は151事業になって居たが時間不足で149事業所となった。
ただ業務仕分けは本来国民が選んだ国会議員が国会の場でやるべき事でお門違いの、
イベントとも言えます。

現在のやり方が今後続くとなれば、お役人はやる気を無くし、信頼を損ねてサービス低下
間違いないでしょう。

はったりは2度までは効いても3度目はどうだろうか。


普天間基地移設いよいよ本格始動か?

2010-04-29 08:37:31 | Weblog
鳩山首相の言う腹案とやらがどうやら見えて来た様です。

来月4日いよいよ鳩山首相は沖縄を訪問し仲井知事と会談する事を固めたらしい。

鳩山首相は先に徳之島に絶対的発言権を持つ徳州会理事長の徳田元衆院議員と面談して、
3町長との会談の仲介を依頼した。

鳩山首相の構想は、普天間基地の危険の除去と騒音対策を優先に考え、普天間基地の
海兵隊2500名を県外の徳之島に1000名程分散し後は辺野古の沿岸部に杭打ち
桟橋方式で飛行場建設する案に固まりつつある様です。

是には色々問題が多いようです。

まず徳之島は3町長がどうにか政府と協議してもよいと少し軟化したが、住民の強固な
反対を果たして説き伏せる事が可能か?殆ど不可能の様に思えてなりません。

次に仲井知事は自民党政権時代は協力的姿勢を取っていたが、鳩山首相になってから
夢の様な県外移転をちらつかせられ一気に住民に反対の火を点けてしまい、仲井知事は
反対の意思表示に変更して居ます。

ここも沖縄県人9万人と言う超党派の反対集会が開かれ住民の反対は厳しいものが有り
名護市に一部とは言え移転するのは県外の約束はどうしたとなりかねません。

市長初め住民一体で強固な反対をする名護市辺野古に果たして基地建設が可能か?

またこの杭打ち桟橋方式で飛行場建設が可能か?
アセスメント調査無しで可能なのか?
莫大な費用と年月を要するのではないか?

現在米政府は日米合意案がベストで、日本の分散案や杭打ち桟橋は拒否との姿勢と聞く。
厳しい日米交渉で鳩山首相と岡田外相の外交手腕が問われる事になりそうです。

もう後戻り出来ない土壇場にまで追い込まれた様で、鳩山政権はこの等の難問を果たして
5月中に解決する勝算があるのだろうか?

国民が皆注目して見守って居ます。

PS 
 鳩山首相の一部沖縄県内移転で社民党は離脱をほのめかし、あくまで国外と県外移設を
 主張して来た。
 いよいよもって腹をくくる時がきたのではないか?