日々好日

さて今日のニュースは

強気のみんなの党

2010-05-02 08:49:09 | Weblog
先日の世論調査は、あれだけ国民から熱望されて成した政権交代から僅か7ケ月でもう
内閣支持率が20%を切ろうかと言う民主党政権の凋落振りを浮き上がらせました。

これは政治とカネにまつわる鳩山・小沢両巨頭にまつわる疑惑が本人から説明されなかった
国民の不満の現れではなかろうか?
また追い打ちを掛ける様に小沢幹事長の疑惑に対して検察審査会の起訴相当の決議で一気に
吹き出したのに鳩山首相は続行を容認し支援を約束した。

なんと言っても何回も5月決着を約束しながら何ら進展しない普天間基地移設問題が一番の
原因でもある様です。

腹案があると良いながら一向に明かさない鳩山首相、やっと今頃になって海兵隊の一部を
徳之島と辺野古沿岸部移転案で動き出した様である。

手の付けられない様になってしまった沖縄県民や徳之島の反対運動。これから一体どの様に
話しを付けるつもりなのか?

一方この民主党の凋落でお鉢が回って来た筈の自民党に対し国民は全然関心を示しません。
今までのやり方の再来はお呼びでないと言うのが国民の本音です。

その自民党も従来の派閥の長で支えられる現執行部体制に反旗を翻した若手・中堅議員との
軋轢に嫌気がさして離党者が続出し、今や昔の勢いは失せてしまいました。

国民は、民主党にも自民党にも失望し、益々無党派層が拡大すると言う異常事態になって 来つつあります。

ハッキリ言えば政治不信の増大、もはや国民は政治に信頼を持たなくなると言う誠にもって
危険レベルに突入と言う状況です。

外国だったら革命で政治を変えると言う事態になるのですが、日本ではそれは無いでしょう。

国民の政治への無関心は日本の政治の質を落とし、益々世界から孤立する恐れが出てきます。

ただまだ政治に関心がある国民が「渡辺みんなの党代表」に期待をかけ始めた様です。

「みんなの党」の政党支持率も二桁に乗せ自民党に迫っています。
今度の参院選では50名の候補者を擁立して臨むらしい。

本人曰く「47士大作戦で官僚統制と中央集権の本丸に討ち入りをかける」と息巻いて居る
が是も民主党が行った「政治家による政治主導」の二番煎じの感がしないでもない。

「みんなの党」の選挙公約はまずは役人天国を潰せです。
そして増税の前に経費を節減せよ。ただ将来は増税を是認の態度です。
地域主権型道州制導入です。
日本の国益優先で米国には言うべき事は言う。

誠に結構なお題目です。
言う事とする事が仲々上手くいかないのは民主党政権で立証済みでそう信用はしてないが、
一応期待はして居ます。

しかし何せ弱小政党の戯言と抹殺されるのがオチではないのか?

兎に角、日本丸というドロ船に乗ったのが身の不運で、何とかしなくてはならないのは事実です。