日々好日

さて今日のニュースは

自民党と派閥

2010-05-30 08:33:36 | Weblog
自民党は派閥で成長し派閥で挫折したと言われる程自民党と派閥は密接な関係でした。

現在「派閥」は諸悪の根源みたいに攻撃され、派閥解消とか派閥離脱とか言われながらも
尚自民党の国会議員の8割が派閥に所属して居ると言う。

存在理由の一つに、一人で出来る政治は多寡が知れて居るが是が集まると大きな力になる 
と言う魅力です。

かって田中元首相が「政治は数だ。数は力なり」と言う趣旨の言葉を叫ばれ一大強権派閥
になり國を動かして行った時代もありました。

集金力のある人が派閥の領袖となりお手当等派閥の面倒を見て、大臣等のポストを割り振り
派閥を運営して行った。

当時は派閥の領袖の命令は絶対で、反抗すると政治生命が断たれる事もありました。
又所属議員は身を粉にして派閥のため貢献しました。

処が時代の流れで派閥の鑽がハズレ派閥も力を失い領袖も小振りになり益々派閥解消が
叫ばれ、結果野党に転落して派閥の存在価値が失くなろうとしています。

自民党は今までの悪行(?)のツケを払わされ、この様な最悪の状態の民主党政権に対しても
国民の絶対的支持が貰えない状況になって居る。

派閥に代わる新しい仕組みもなく、離党者が続出し自民党はジリ貧状態です。

若手中堅の党改革派と、昔の体制維持に拘る領袖や実力者との勢力争いまで、起きてしまいました。

国民は今の民主党政権は最悪だが、昔の自民党政権時代には戻りたくないと言うのが国民の
本音です。

政権交代後まだ1年も経ってないのに民主党政権に対し、厳しい評価が下されるのでは
ないかとの情報が多く流されて居ます。

さて鳩山政権の普天間基地移設問題等を国民はどう判断し今夏の参院選で採決を下すか?