日々好日

さて今日のニュースは

普天間基地移設結局辺野古案で日米合意?

2010-05-23 16:13:13 | Weblog
鳩山首相が沖縄県民負担軽減のため国外か県外移転をあれだけ叫んで居たが結局米国は
日本のあらゆる提案を拒否して新しい日米合意案を条件付きで受けた。

問題はアセスメント調査です。
沖縄条例によると飛行場は変更面積が10ヘクタール未満の場合は軽微な修正として新たに
アセスメント調査を行う必要はない。

仮に現行計画から滑走路を沖合に55メートル平行移動させても現行アセスでOKです。

この範囲内で実施する保証があれば合意する。
自衛隊との共同使用を検討する。

外務防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会が行われる9月までに詳細な移転計画を 
作り明示する。

普天間のヘリコブター部隊の一部訓練を沖縄県外に移転する(但し徳之島とは明記しない)。

沖縄本島東の米軍訓練区域の一部返還。

以上の様な日米合意を取り付けた模様です。

ただ米政府はグアム海兵隊移転費を2011年の予算案作成のため8月末まで移転計画を
提示を強く迫って来たが日本政府は流石にこれは今回日米合意明示は避けられました。

是を受けて鳩山首相は沖縄に飛び仲井真沖縄県知事と稲嶺名護屋市長と会い、出来るだけ
県外で努力したが、出来なかったと陳謝し矢張り沖縄に協力して貰いたいと申し入れた。

是に対して両人とも沖縄感情から共に残念ですが受けられないと拒否しました。

また連立相手の社民党も、もし日米合意を優先するなら連立解消もあり得ると強い姿勢
を示しました

鳩山首相の八方美人的対応の仕方が裏目に出て、比較的協力して来た人まで敵に回して
しまっては四面楚歌の状況です。

矢張りこのままでは幾ら日米合意を米政府に迫られて実行しようとしても余計問題解決は
出来ず日米同盟もおかしくなる可能性もあります。

もう鳩山首相ではどうにもならない様に思えます。

責任を取って問題解決を他の人にして貰わねばならない気がしてなりません。