日々好日

さて今日のニュースは

福島消費者・少子化担当相罷免される

2010-05-28 20:13:43 | Weblog
とうとう恐れて居た緊急事態が発生してしまいました。

今朝鳩山首相は普天間基地移設に関し辺野古と明記の日米共同声明を発表しました。

また是を受け鳩山首相は「基本政策閣僚委員会」で政府対処方針を閣僚の署名が
必要な閣議決定したい旨申し入れました。

是に対し福島社民党党首で消費者・少子化担当相は移設場所が辺野古の場合は
署名出来ないとキッパリ拒否しました。

是に先立ち行われた社民党拡大三役会議では重野幹事長や又市副党首等三役が
参院選をにらみ連立政権に亀裂を入れない様申し入れたが、福島党首の信念は堅く
辺野古移設は拒否を譲りませんでした。

又市副党首等三役は福島党首は党首として役をしてないこのままでは党首罷免も
やむを得ないと紛糾したが、福島党首の決意は堅く党首に任せる事としています。

民主党政権内でも罷免やむを得ない派と、何とか慰留する派があったが、福島党首が
改めて拒否を表明したので鳩山首相は福島消費者・少子化担当相を罷免しました。

泣いて馬謖を斬ると言う処でしょうが、このままでは社民党が連立離脱の可能性が
出て来ました。

この様な事態は社民党と民主党が連立を組む時から危惧されて居た事で、むしろ是まで
持てた事、自体が奇跡と言う人さえ居ます。

鳩山首相は地元の了解もとれず、燃え上がった住民の反対を押し切って、辺野古や徳之島
或いは一部訓練の全国分散をどの様に実施する目算があると言うのか?

どうも結論を急ぎ過ぎて最悪の事態になった様な感じがしてなりません。

鳩山首相は胸に勝算があって選択された事でしょうから、とやかく言う積もりはないが、
もしすみませんでしたでは国民が納得出来ないのきっちりオトシマエは付けて貰いたい。


どうなる普天間基地

2010-05-28 08:23:09 | Weblog
今日の日米両政府の普天間基地移設に関する共同声明を前に右往左往する日本政府。

鳩山首相に、散々ひっかき回される全国自治会や沖縄現地や徳之島、更に政権連立の
危機が取り沙汰される社民党福島党首の暴走(?)

まるで蜂の巣を突い様な騒がしです。

昨日都内で開催された全国知事会に鳩山首相が出席し「沖縄県基地負担軽減のため
沖縄基地で行われて居る訓練の一部を全国分散」に協力を要請しました。

是に対し各県知事は総論賛成でも各論反対で、唐突に訓練一部分散を申し入れる政府に
対し不満が爆発した。

最低でも県外を主張して来た鳩山首相が、元の辺野古案に戻らざるを得なくなりそこで浮上
した米軍の訓練の全国分散です。

しかしこれは鳩山政権の都合のための便法であって、米軍や沖縄県民は容認して居ません。
ましてや全国分散等あり得ないとの大方の見方で候補地からは拒否されている状態です。

鳩山首相は一人勝手に日米共同声明を出す積もりらしい。
米国さえ誤魔化せたら後は何とかなると考えて居るのだろうか?

国民に完全に脊を向けられた鳩山首相、何を言っても信じて貰えそうにありません。

おまけに連立を組んだ社民党の福島党首辺野古の文字が入った閣議決定には署名出来ないと
キッパリ宣言してしまいました。

民主党の中には社民党に弱い所を見せればダメだ、この際罷免しても社民党との連立が
壊れる事はないと言う論まで出て参りました。

一応何とか体裁を整え言い逃れを作りながら社民党の慰留に努めて、了解して貰う努力を
して居るようですが、どうも徒労に終わりそうな状況も見受けられます

もう此処に至っては下手な妥協で誤魔化さずキッパリと民意に問うべきではないか?

衆参同時選挙でも結構ではないか。

もう少し国民は傍観せずに声を出すべきではないか?