日々好日

さて今日のニュースは

鳩山首相沖縄訪問

2010-05-04 19:19:53 | Weblog
鳩山首相のする事は全く予想が尽きません。

県内移転はあり得ない、沖縄の苦しみを軽減しますとあれだけ自信たっぷりに公言して
居たが、米国を始め県外から総スカンを喰い政権の命運を賭けて沖縄訪問を敢行しました。

予想通り、沖縄中怒りと落胆の嵐に包まれてしまいました。

何のための沖縄訪問か首を傾げたくなります。

本人は至って真面目に、言って居る積もりでしょうが、普天間基地移転は抑止力のため
にも全てを他県に移転は難しくなりましたので、沖縄の皆様にお願いしに参りましたとは、
今更に何処を押せば出る言葉か?

反対の嵐の中で住民との対話をしたり普天間基地や、キヤンプシュワブ沿岸地区を視察
を行ったりしています。

一体どうカタをつけるつもりか?

宇宙人は我々が予想も出来ない解決を腹案で持って居るのだろか?

鳩山首相と対談した仲井真沖縄知事は、まともな案になっていない検討するシロモノでは
ないとシロウト政治家と一笑に付したとの話しも聞こえて来ます。

兎に角抑止力を強調する事は、米国にへつらい自分の外交力の甘さを認めゴメンなさい
お願いしますでは、誰も相手にしない事は理の当然です。

NPT再検討会議と金総書記訪中

2010-05-04 09:00:48 | Weblog
今朝の新聞は、大きくニュヨーク国連本部で始まった「NPT再検討会議」と北朝鮮金
総書記の訪中を大きく取り扱って居ます。

全然関連性はない様で両者とも密接な関係にあります。

NOTは核廃絶を掲げた多国間条約ですが、核保有国を米・英・仏・露・中に限定した  
全く不公平な条約です。

早い話是れ以外の國は平和利用は認めても核兵器製造や核の取得や保有は認めないと
言う虫の良い条約でもあるわけです。

現在は核保有国は他にイスラエル。インド。パキスタン。北朝鮮。イランの各国と見られます。

何れも国際紛争を抱え自衛のための保険として核を保有する事を正当ずけして居ます。

オバマ大統領が4月にロシアと新核軍縮条約を調印したが、これは全面廃棄と言うもので
なく米国とロシア間で大幅削減しましょうと言う類のもので依然他の核保有国より数百倍
の核を保有し続けて居ます。

今回の会議の目的は全面核廃絶が目的でなく、今後この核廃絶に向けての体制を維持強化
しようと言う話し合いとされます。

それぞれの國が複雑な国内事情や国際事情を抱えそう単純な話し合いで簡単には決まらない
事です。

核拡散については大きく台頭してきた中国の影が大きく物を言います。

大国の米国に対等の物を言うイランの核開発を裏から支援したり、いわば我が子の様な
存在の北朝鮮を持てあましながらも、庇護する中国には流石の米国も手が出せないのが
現実です。

今米国は是等の国と対等に交渉するのでなく中国の力を借りて押さえ込もうとして居ます。

米国はイスラエルやインドの核保有を是認するばかりでなく支援している側面が有ります。
これは米国の国益に添うからにほかなりません。

これではイランや北朝鮮の核保有に反対しても説得力がないのは当たり前です。

話しは変わりますが今回の北朝鮮の金総書記の訪中は二つの意味があるのではと言われて
居ます。

メディアが捕らえた身体麻痺で片足を引きずりながら歩く金総書記の姿、其処までして
万博に沸く中国訪問をしなければならないよっぽどの理由があったのでしょう。

一つは北朝鮮が行ったデノミによる経済悪化打破には是非とも中国の援助が必要な事です。

もう一つは次期指導者と目される三男の金正雲の中国へのお披露目ではないかと言われて
居るが現在の処一行に加わって居る情報はない様です。

現在大連に留まり、胡錦涛主席との会談待ちの状態の様ですが、余程北朝鮮情勢は切羽
詰まって居るのでしょう。

聞くところに寄ると今回の北朝鮮のデノミは金持ち層の蓄えられたカネを吐き出させるため
に三男の金正雲提唱の政策と言われ、是が見事にハズレた様です。

どだい万全の体制も整わない状態でいきなり今日からデノミを始めますで成功する訳が
ありません。

何時までこの専制政治体制が続くか?
米国は今回の金総書記の訪中に核拡散の6ケ国会議早期開始の希望を託して居る様ですが
したたかな北朝鮮の事そう簡単に進む予測はない様です。

核廃絶の叫びが金総書記に届くのは何時の日になるか?