小沢幹事長不起訴処分決定

小沢幹事長は資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件で不起訴となりました。

そこで検察審査会が不起訴に対し起訴相当決議をした。

東京地検は小沢幹事長への再聴取を行い再調査したが元秘書との共謀関係を認定困難
と判断し再び不起訴と決定しました。

昨年の法改正で２回不起訴となった場合か、３ケ月内に決定され無かった場合、
検察審査会が再び起訴相当と決議した場合は、裁判所は指定弁護士を検察官と指定して
起訴せねばなりません。

さて東京地検が新しい証拠を見つける事が出来ず不起訴にしたのを果たして検察審査会
が再度起訴相当の決議が出来るか。

起訴相当の決議を再度出さないと国民の代表として申し訳ないとの言い分が成り立ち
ますが反面、政治的意図があって再度決議したのではと勘ぐられます。

あれだけの政治家を抹消するかどうかが、かかっています。
そう言われても仕方ない事です。

なにせ、日本の政界がひっくり返る様な事なので、もし裁判を行い何も出なかったら、
「すみませんでした」では済まされない事です。

検察審査会の面々も肝を据えて決議を迫れそうです。

今夏参院選いよいよ７月１１日決定

民主党は今夏の参院選は予定通り７月１１日に投開票する事に決定した。

国会は６月１６日閉会し６月２４日公示７月１１日投開票となった様で、短い会期内に
連立政党の国民新党が一番通したい郵政改革法案と社民党提出の労働者派遣法改正
法案の成立に全力注ぐ事としました。

そのため民主党が提出した、政治主導確立法案。小沢幹事長の肝入りの官僚の国会答弁
禁止や副大臣や政務官増員を図る国会改革関連法案の成立を断念したとの事でした。

民主党の思惑として会期延長しても到底これらの法案が成立するには相当無理をしないと
出来ない事と読んだようです。

その間野党から普天間基地問題や、政治とカネの問題や宮崎の口蹄疫問題について厳しい
追求を受けて是以上民意が離れる事を恐れたものと思われます。

いずれにしても今回の参院選は民主党政権になって約１０ケ月近くの評価が下される大事な
選挙でもあります。

さて国民がどう評価するか、もうすぐ結果が出そうです。

韓国哨戒艦沈没は北朝鮮の魚雷と断定

また朝鮮半島がきな臭い匂いが立ちこめて来ました。

３月下旬朝鮮半島西海岸で起きた韓国海軍哨戒艦沈没事件について調査団は北朝鮮製
の魚雷による強い水中爆発によるものと断定したと発表しました。

これに対し北朝鮮の反応も素早かった。

是は謀略で、北朝鮮はやってない、北朝鮮から調査団を派遣するので是非証拠を見せよ。

もし報復手段をとるなら全面戦争を覚悟しろと脅しにかかりました。

ただ、これは北朝鮮が何と言おうと、矢張り北朝鮮製の魚雷による沈没と見るが妥当
の様に思えてなりません。

何故北朝鮮はこれほどまでにキバを向いて攻撃すのか？

北朝鮮の真意がどうも解せぬと言うのが大方の見方の様です。

過去の日本の様に憂国の志に燃え軍が独走したのではと言う見方もある。

北朝鮮は金正日総書記の健康体も憂慮され再度発作が起きればどうなるか判らない状況で
次の指導者金正雲氏に早急にバトンタッチしなければならない事態になった。

今回のデノミの失敗も功績を焦った金正雲氏が側近の意見で独走したのではとの噂もあって
国民からは余り好意を持たれて居ないのではと言われて居ます。

金正雲氏を擁立する軍部がポイント稼ぎに仕組んだ事件とも言われるが朝鮮半島の西海岸は
韓国の首都が攻撃される可能性がある国境線を挟み制海権争いの最中です。

この辺りは、北朝鮮の小型潜水艇や警備艇等の国境線侵犯が続発して居る地域で、絶えず
銃撃戦等が行われて居る所らしい。

平和ボケしている日本人には到底理解出来ない事態ですが、朝鮮半島は絶えず緊張が続いて
居ます。

こじれると６ケ国会議再開処でなく南北衝突の再来もあり得る可能性が出てきました。

このまま日米韓でがっちりスクラムを組むのも良いが何をしでかすか判らない國の北朝鮮を
余り追い詰める事は得策でない気もします。

中国の対応如何では大きく変わる可能性があって、ここでも中国の威力が見せつけられ様と
しています。