日々好日

さて今日のニュースは

県の回避要請拒否し種牛殺処分する

2010-05-24 19:25:35 | Weblog
宮崎県の口蹄疫問題では全頭殺処分を念頭のワクチン接種は宮崎県が折れて、どうにか
進んで居る様です。

10年かかって作り上げた最高の種牛を感染の疑いだけで殺処分になる事はどうしても
畜産農家にとっては耐えられない事です。

急遽6種類の種牛を緊急避難させたが、そのうち1頭が感染の疑いが出て殺処分された。

残りの県家畜改良事業団の種牛49頭は殺処分に付される事に決定した。

是に対しただ感染の疑いで殺処分される事にどうしても納得の行かない東國原宮崎県知事は
政府に殺処分回避を要請したが、政府現地対策本部長の山田農水副大臣はこの要請を拒否し
あくまで残りの種牛は殺処分強行するとしました。

東國原宮崎県知事の要請は畜産王国が壊滅する危険性がある以上当然の要請です。

また政府としてはこれ以上全国感染が始まれば収支がつかないので何としても感染の疑いが
あれば無情に殺処分に踏み切らなければなりません。

我が町のJRの出入り口にも白い石灰見たいのが撒いて有りました。
全国的にJRは警戒態勢に入って居ると言う感じです。

殺処分は良くてもその後の埋葬処理が難航して居る模様です。
口蹄疫確認農場は7市町181ケ所で殺処分対象家畜数は13万頭余りでこのうち埋葬済み
は90農場で7万頭余りで進捗率は57%と言う。

簡単に殺処分してしまえば良いと言うものでなく蓄産農家の説得も大変ですが、殺処分しても
事後処理が大変です。

ワクチン接種率は現在50%やっと越えたと言った処で、殺処分前提のワクチン接種も仲々
困難な様です。

家族同様な牛や豚を殺処分にする苦渋は察するに余りあります。

國の命令で殺処分にされた後の補償は大丈夫かと言う点もありますが、何と言っても今後
畜産業が続けられるかと言う心配が一番だと思います。

郵政改革法案今国会成立を小沢幹事長確約す?

2010-05-24 10:46:51 | Weblog
小沢幹事長は全国郵便局長の通常総会で郵政改革法案の今国会での成立を約束した。

是は全国郵便局長会を選挙基盤とする国民新党を配慮したものと受け取られて居ます。

会期が短くなり重要法案の成立が急がれるが民主党政権は自党提出の政治主導確立法案や
官僚の国会答弁禁止や副大臣や政務官増員を盛り込んだ国会改革関連法案成立を断念して
でも国民新党提出の郵政改革法案を成立させる事を公に約束した事になります。

そもそも郵政改革法案は小泉政権時代に米国政府等の進言を入れ構造改革の根源は郵政改革
に有ると民営化を強行し組織の解体を図りました。

そのひずみが3年もしないうちに出て来て見直しが叫ばれ始めました。
その先鋒が郵政民営化で自民党を追われた議員達が結成した国民新党です。

今回郵政民営化の折りに義務ずけられた3年毎の見直しで、問題の郵貯銀行やかんぽ保険
の切り離しを2017年まで先延ばしし、國が面倒を見ましょう。
そのため郵貯銀行やかんぽ保険の最高額制限を引き上げて全国一律のサービスが出来る地力
を付けさせる事を意図した郵政改革改正法案を国民新党が主になって成立を急いで居ます。

これに対し早速大規模国家管理の金融機関に危機感をもつ米国関連企業や野党が一斉に
反対の抗議をし始めました。

自民党はこれは郵政改革逆行法案だと批判したが自民党党内にも郵政改革反対議員を抱え
必ずしも足並みは揃ってない状況です。

公明党は地域金融機関の融資減少に繋がるので中小企業いじめだと断じ反対の立場を取って
居ます。

共産党等は国家権力でごり押し法案成立に危惧を抱いて居る旨コメントしました。

何れにしましても小沢幹事長のお墨付きを貰い恐らく今国会で郵政改革改正法案の成立は
まちがいないでしょう。

ただ是が果たして国民のためになるものか?
それとも一部の利権者を潤すものなのかどうも其処の処が国民には見えて来ません。