宝くじ凍結論出る

今回の公益法人の仕分けで一番分かり易い日本宝くじ協会が集中打を浴びました。

売上金１兆円余りの配分方法について批判が続出したが、天下り官僚で今は鹿児島県知事が
人の懐まで手を入れてかき混ぜるのは不愉快だ、宝くじ関連は仕分けに不向きだと反論が
出されたり、協会が一等地に事務所を持ち宝くじの普及宣伝を行う意義が問われたり、
天下り役員の給与で年収２０００万円が適当か等が討議されました。

最後は天下り役員の高額給与問題が解決するまで宝くじ販売を凍結しろとの暴論まで飛び出す始末でした。

我々が出した金、マア自分の射幸心から出だした金ではあるが矢張りムダに使われるのは
余りいい気はしないが、だからと言って凍結せよとは少しやりすぎではないか？

兎に角昨日取り上げた２８法人のうち「廃止」は宝くじ関連を含め１４事業。残りの１４
事業は全て規模縮減止や見直しを求めました。

うち６事業の特定法人は独占的に実施して居る状態の見直しを指摘しました。

ただこの仕分けは法的拘束力を持たないので後は是を受けて行政刷新会議がどの様な手を
打って行くか最後まで見守らねばならないと思います。

欧州発信の金融危機到来か？

ギリシアの財政破綻に端を発した欧州の金融危機懸念は異常なものが見られます。

今回ドイツが自国の国債保護のため国債の空売り禁止措置を取った事から裏に何かある
のではと欧州市場が疑心暗鬼に陥れ、ユーロや株が一斉に売られました。

それが世界中に波及し日本では円高ユーロー安が進み、株が売られ株安となりとうとう
１万円台を切りました。

対ユーロは１２３円程の相場が一時は１０９円と言う高値になり、対ドルも一時８８円まで
高騰しました。

是が理由があっての高値なら問題ないが、一時的避難のための投機の対象になって居る事
に問題が有る訳です。

その為常に不安定になり上下幅が大きくぶれて日本経済に大きな打撃を与える事になる。
今は円高のメリットよりデメリットの方は多すぎて即株安に結びつきます。

やっと日本経済にも光が見えだしたと言うのに、神は簡単には微笑んで呉れないようです。