日々好日

さて今日のニュースは

民主党の醜態

2010-05-08 10:39:37 | Weblog
この処民主党の醜態は目を覆うものがあるやに思えてなりません。

あれだけ世間の非難に晒されながら、居座る小沢幹事長と其れを支える民主党幹部の面々。
辞任を堂々と迫る反小沢派の面々。
党内のひっちゃかめつちゃかの様子が毎日、白日の下に晒されて居ます。

普天間基地移設問題では吾に腹案ありと豪語するも一向に手の内を明かさず、それもどうやら
一部徳之島移設で後は辺野古の海に杭打ちで飛行場建設と言う実現不可能な案らしいと、
最近判ってきた。

米政府は分割案も桟橋式飛行場は真っ向から否定し日米合意即時実施を迫ります。
鳩山政権は根回しなし成算なしの思いつき案を出しては恥を掻いています。

徳之島からは徹底的拒絶を受けながら未だ訓練の一部受け入れをお願いしたいと未練
がましく繰り返して居ます。

沖縄にしても然りです。
あれだけ決定的なシッペ返しを喰いながらまた再度沖縄訪問してお願いに上がると言う。
流石これは即時実行は見送られたが、幾ら直談判しても掛け違えたボタンはどうしようも
ありません。

幾ら初めての政権で「恥じは掻き捨て」が許されると甘く考えて貰っては国民が堪りません。

矢張り引責辞任までいくのではないでしょうか?
それが何時か?参院選まで持てるか?それとも5月政変があるのか?

頼りない自民党では期待薄でしょう。

処で日本もこの辺りで国外移転に活路を見いだしてもいいのではないか?

鳩山首相が折角勉強してわかった抑止力の問題は世界が狭くなった現在では何の意味も
持たなくなっています。

幸い米国自治領北マリアナ諸島下院が開発目当てにテニアン島に基地誘致を可決しました。
このテニアン島は社民党も候補地に挙げた処で可能性はあるのではないか。

問題は米政府の説得です。
日米合意を日本の都合で簡単に変更させられる事に米国議会が納得するか?
どうしても日本国内に基地を温存したい米軍の内部事情をどう説得出来るか?

急がれる米軍再編で海兵隊8000名グアム移転の凍結は米政府にとっても手痛い事でも
あります。
ましてや日本に約束させた移転費6割負担がうやむやになる事は国益に反します。

日本政府も即、移設可能なら普天間基地移設に伴う経費の範囲内でテニアン島飛行場建設
費用の一部くらい負担してもよいのではないか?

このまま普天間基地を存続すればもっと大きな問題が起きる可能性が指摘されますが、
今の状況では、解決が遅れ長期化する可能性も有ります。

其処の処が日本に残された活路の様に思われます。

民主党の優秀な外交テクニックで、なんとか突破口を開けないか。
検討する価値はあると思われます。