日々好日

さて今日のニュースは

おかしくなった地域主権関連法案

2010-12-02 08:44:48 | Weblog
民主党政権が一丁目一番地と位置ずける地域主権関連法案の成立は今国会の重要法案の
ひとつでした。                                                                                                                         処が自民党から「地域主権」は憲法で言う「主権在民」の趣旨から如何なものかと
クレームが付けられゴタゴタしこの文言を法案から大幅削除すると言う協議に入った
処でどうも期限切れとなり地域主権関法案は今国会での成立を断念したらしい。

それにしても今国会の様相は酷い。
末期的症状と言わざるを得ない様です。

参院に於ける仙谷官房長官・馬淵国交相の問責決議可決に始まり、両氏の出席する
如何なる討議も自民党は拒否すると国会審議を止めてしまいました。

そして昨日議会開設120年記念式典で秋篠宮ご夫妻に失礼な発言があったとか
無かったとかで中井元国家公安委員長が懲罰動議が出される始末です。

おまけにこの臨時国会会期は延長せず3日に継続法案を決めて閉会するとの事。

全て来年の通常国会に持ち越しとなったが、是でよいのだろうか?

懸案の2010年補正予算案はどうにか成立したが大半の重要法案は審議されず
持ち越し或いは廃案となる可能性が出て来ました。

中でも一番今国会での成立を願って居た地方側はこの地域主権改革関連3法案が
先延ばしにされた事で強い失望感を持って居ると言う。

地方からは出先機関の統廃合や「國の義務ずけ」見直し等の國との協議の場を早く
法制化し決着を付けたいとの要望が今回も果たせ無かった事となります。

来年の通常国会では重要法案が目白押しで果たしてこの地域主権改革関連3法案が
審議成立するか不透明と言われ益々地方にとっては懸案の法案である。