日々好日

さて今日のニュースは

防衛計画大綱案概要判明?

2010-12-05 08:50:52 | Weblog
1年先延ばしされた防衛計画新大綱案の概要がこの程判明したと新聞で
報じられました。

そのポイントは島しょ防衛やテロ攻撃等多様な事態に機動的に対処出来る
「動的防衛力」の概念を導入する事。

北朝鮮の核・ミサイルは日本にとっては脅威で、又活発に海洋進出をする
中国の軍事動向も懸念材料である事。

日米同盟強化と共に韓国・豪州等と防衛協力強化を図る事。

向う5年間の防衛費は09年度比で伸び率を0%以下に抑制する事。

海上自衛隊潜水艦を16隻から22隻態勢に増強する事。

航空自衛隊の次期主力戦闘機FX選びを加速する事。

これで今までの日本への限定的侵略に備える「基盤防衛力構想」から
沖縄南西諸島防衛を軸とし中国への抑止やテロ等多様な事態に機動的
に対処出来る「動的防衛力」の概念を導入する事を明記した。

どう言う事かと言うと今までは侵略された時のみ戦う事に限定されて
居たのに対し今後は中国やテロ等には直ぐ対応出来る様したいとの事
です。

ハッキリいって日本の自衛隊は「張り子の虎」です。

抑止力が強く叫ばれ、生き物が相手より大きく見せて喧嘩せず
勝つ事に良く似た状況です。

防衛費や飛行機や艦隊は世界に誇る最新鋭の武器を装備し戦力も
相当なものと思われます。

ただし其れを使う事は堅く禁じられています。
今の状態ではもし敵の攻撃を受けても反撃する事は出来ずみすみす
敵の餌食になりかねない状況です。

もし自衛官が自分の判断で反撃したら其れこそ国中から袋叩きされ
かねない状況である事を国民は知るべきです。

これは前の大戦から学んだ事と言われますが、確かにその通りかも
知れませんが、日本國の防衛問題となると話しは別ではないか?

そこの処が国民のタブーとなって居るきらいがします。

日本国をどう守るかと言う基本的考えが国民の間で話し合いがなされぬ
ままドンドン防衛計画大綱が決められて行く事は果たして日本国にとって
良いことなのか?

疑問に思えてなりません。

今は実際の戦は米軍に依存しその代わり費用を負担して居ると言う情けない
状況です。

其れも何処まで当てになるか判らない米国頼りと言う実情です。